遺伝子上の母になりたい 卵子提供者となった2人の女性を描く「Eggs 選ばれたい私たち」予告編
2021年1月16日 08:00

子どものいない夫婦に卵子を提供するエッグドナー(卵子提供者)をテーマにした映画「Eggs 選ばれたい私たち」の予告編が公開された。
結婚や出産を希望していない30歳目前の女性と、レズビアンの女性という対照的な2人の人物を通して、社会から求められる女性像と実像のズレに悩みながら、それでも母になりたいと願う人々の姿を描く人間ドラマ。2018年タリン・ブラックナイツ映画祭で日本映画唯一のコンペティション作品に選出。同年の招待上映作品「万引き家族」とともに、日本の社会問題を扱った話題作となった。監督は短編映画「あなたみたいに、なりたくない。」などを手がけ、本作が長編初監督作品となる川崎僚。
予告編は、冒頭で映画パーソナリティの伊藤さとり氏による「人に、仕事に、誰だって選ばれたい。反逆児のように突飛な発想で社会を見つめ、誰もが気付かされる自分の問題に寄り添う70分。これは女の問題だけではなかった」とのコメントの後、エッグドナーの説明を受ける純子の姿、そして二人がエッグドナーの説明会で出会うシーンが描かれる。その後、どちらがエッグドナーに選ばれるのか、そんな期待と不安を胸に共同生活を送る様子が切り取られ、「NPO法人 卵子提供登録支援団体」岸本佐智子氏のコメントも挿入されている。
独身主義者の純子は、ドナー登録説明会で従姉妹の葵に再会し、彼女がレズビアンであることを知る。恋人に家を追い出された葵は、純子の家に転がり込み、2人の少し奇妙な共同生活がスタートする。純子と葵は、どちらが選ばれるかという期待と不安を感じながらも、遺伝子上の母になりたいという同じ目的に向かい、ドナーに選ばれるために新たな生活を始めようとする。
2月26日から、テアトル新宿ほか全国順次公開。
(C)「Eggs 選ばれたい私たち」製作委員会
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