ABCテレビのマスコットが活躍する「エビシー修業日記」1月6日放送開始 主人公・エビシー役に悠木碧
2020年12月29日 08:00
ABCテレビ(朝日放送テレビ)ほかのマスコットキャラクター・エビシーが活躍するアニメ「エビシー修業日記」の放送が、ABCテレビで2021年1月6日深夜1時57分からスタートすることが決定した。主人公のエビシー役を「魔法少女まどか☆マギカ」の悠木碧が演じる。
エビシーは、大阪・中之島の堂島川近辺に生息する、やんちゃで目立ちたがり屋なUMA(未確認動物)の男の子。「エビシー修業日記」では、放送局“エビシTV”に入社した新入社員のエビシーが、悪戦苦闘しながらも成長していく様子を、コンテンツ業界や放送業界の舞台裏にもスポットを当てながら、涙あり笑いありで描く。
悠木は「キャラクターを見たときの第一印象は、『えびじゃない! えびじゃないぞ!?』と思いました。エビシーだから海老のキャラなのかと、最初勝手に思ってしまいました。脚本を読んで、その面白さに寄せてギャグマシマシで演じたら、『エビシーはおじさんではなく6歳の男の子です』と言われ、アフレコでは、年齢の反復横跳びを繰り返していました(笑)」と収録を振り返り、「このアニメは、ポップな川の生き物のルックスからは予想できない社会派ギャグで毎話面白かったです。可愛い絵から想像できない、そこそこブラックなジョークも飛び交います(笑)。なかなか辛らつなテレビ局あるあるが、ポップな絵で描かれた異色の作品です。きっとみなさんにクスッと笑ってもらえると思います」と作品の魅力を紹介した。
また、エビシTVの看板アナウンサー・カワウソちゃん役は、ABCテレビに所属するアナウンサーのヒロド歩美が担当する。劇場アニメ「プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日」に引き続き、声優に挑戦するヒロドアナは「昔から、いつかカワウソを飼いたいと思っていたので、今回担当するキャラクターがカワウソと聞いて感激しました! 自分自身も、カワウソのような愛される存在になれるように……と初心にかえりながらアフレコしました! アフレコでは、自分なりにアニメらしい発声をしたつもりですが、聞いてみるとヒロド歩美過ぎて少し反省しています」とコメントしている。
スタッフは、「紙兎ロペ」の青池良輔が監督、実写ドラマ「銀座黒猫物語」の伊澤理絵が脚本を担当。アニメーション制作は「アグレッシブ烈子」「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」のファンワークスが行う。さらに主題歌を藤井フミヤが担当。楽曲タイトルは「ハッピー募集中」で、藤井自らが作詞も手がけた。曲に合わせたダンスの振り付けも近日公開予定。
テレビ局で日々奮闘するエビシーの姿を描くプロモーションビデオも公開中。エビシーやカワウソちゃんの声に加え、「ハッピー募集中」の一部音源も収録されている。また公式Twitterでは、岩田光央、斉藤貴美子、水沢史絵らが演じるキャラクターたちを紹介中で、4コマ漫画の連載も今週からスタートする。
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