バズらせたくて殺人を生配信 フォロワー至上主義から生まれた恐怖描く「スプリー」4月23日公開
2020年12月25日 11:00

Netflix「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で知られるジョー・キーリーが主演を務めた「Spree」が、「スプリー」の邦題で2021年4月23日に日本公開されることが決定。あわせて、ポスターと予告編が披露された。
サンダンス映画祭のプレミア上映で観客たちを熱狂させ、33スクリーンの小規模公開ながら全米興行収入ランキング9位に食い込んだスリラー。フォロワーを増やしたい一心のライドシェアドライバー、カート・カンクル(キーリー)は、SNSをバズらせて人生の一発逆転を狙うため乗客を手にかけ、その様子をライブストリーミング配信するという恐ろしいアイデアを思いつく。
意気込むカートだったが、「フェイクだ」「退屈だ」というネガティブな反応ばかりで盛り上がらず、怒りの矛先は乗客だけでなく、拡散させないインフルエンサーにまで向けられていく。
暴走するカートに立ち向かうコメディアンを「サタデー・ナイト・ライブ」のサシーア・ザメイタが演じるほか、デビッド・アークエット、ミーシャ・バートン、ララ・ケント、アリアナ・グランデの兄フランキー・グランデらが出演。ウクライナ出身の新鋭ユージーン・コトリャレンコ監督がメガホンをとった。日本では、ホラー映画専門の動画配信サービス「OSOREZONE」の第一回配給作品となる。
「スプリー」は21年4月23日から東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。
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