米国で社会現象になったカエルのキャラクターの数奇な運命を描く「フィールズ・グッド・マン」予告編
2020年12月19日 09:00

アメリカのアンダーグラウンドコミック作家によるカエルのキャラクターの数奇な運命と、現在のアメリカ社会をアニメーションを織り交ぜ描いたドキュメンタリー「フィールズ・グッド・マン」の予告編と新ビジュアルが公開された。
カルト的な人気を博したマット・フューリーの漫画「Boy’s Club」。主人公ペペが放った「feels good man(気持ちいいぜ)」のセリフとともにネットミームとして改変されたペペが、マットの意思とは裏腹に掲示板やSNSで一人歩きしてしまう。2016年アメリカ大統領選時には、匿名掲示板でオルタナ右翼たちが人種差別的なイメージとともにペペを拡散し、ADL(名誉毀損防止同盟)からヘイトシンボルとして認定。さらにペペの乱用は加速し、トランプ大統領の誕生に一役買うまでになってしまう。この事態にマットはペペのイメージ奪還に乗り出す。
キャッチ―でカラフルな予告編は「ダークで過激な現代に愛と平和を取り戻す!」をキーワードに“カエルのぺぺ”とぺぺの作者であるマット・フューリーが辿る数奇な運命の一部を、ドキュメンタリーとアニメーションのハイブリットで構成。さらにダーレン・アロノフスキーからのコメントも紹介されている。
「フィールズ・グッド・マン」は、2021年3月12日から、ユーロスペース、新宿シネマカリテほか全国順次公開。
(C)2020 Feels Good Man Film LLC
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