映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

16歳の少女と42歳の医者に“秘めた愛”が芽生える 「この世界に残されて」本編映像

2020年12月7日 12:00

リンクをコピーしました。
12月18日から公開
12月18日から公開
(C)Inforg M&M Film 2019

ハンガリー映画「この世界に残されて」の本編映像の一部が披露された。ホロコーストを生き延びた16歳の少女と42歳の医者に、擬似父娘のような愛情が芽生える瞬間をとらえている。

ナチス・ドイツにより約56万人ものユダヤ人が虐殺されたと言われるハンガリーを舞台に、ホロコーストで心に深い傷を負った孤独な男女が年齢差を超えて痛みを分かち合い、互いに寄り添いながら希望を見いだしていく姿を描く。

終戦後の1948年、ホロコーストによって家族を失った16歳のクララは、ある日寡黙な医師アルドに出会う。彼もまた、ユダヤ人収容所から生還した一人だった。クララは父を慕うようにアルドを頼り、アルドはクララの新たな保護者となることで人生を取り戻す。だが、ソ連の弾圧により世の中が不穏な空気に包まれると、世間は2人に対しスキャンダラスな誤解を抱き、彼らの運命は再び時代に翻弄されていく。

披露された映像は、アルドのアパートの一室でのシーン。質素なアパートで一人暮らしをするアルドの家に上がり込んだクララは、アルドに自分と同じような心の欠落を感じとる。その後、反抗的な態度を厳しくたしなめたアルドの姿に、今は亡き父親のおもかげを見出したクララは、思わず抱きついてしまう。

クララを演じたのは、本作が映画初主演となったアビゲール・セーケ。ハンガリーを代表する名優カーロイ・ハイデュクが、クララを支え無償の愛を注ぐアルドに扮し、ハンガリーアカデミー賞およびハンガリー映画批評家賞で最優秀男優賞を受賞。短編映画で高い評価を受けてきたバルナバーシュ・トート監督がメガホンをとった。

この世界に残されて」は12月18日から東京・シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。


Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

関連コンテンツをチェック

おすすめ情報

映画ニュースアクセスランキング

映画ニュースアクセスランキングをもっと見る