武田玲奈の神がかった芝居の賜物! 「真・鮫島事件」永江監督が絶賛

2020年11月28日 13:00

舞台挨拶に立った武田玲奈ら
舞台挨拶に立った武田玲奈ら

武田玲奈が主演したホラー映画「真・鮫島事件」が11月27日、全国で公開された。東京・池袋シネマ・ロサでは、武田と共演の鶴見萌、主題歌「ツグム。」を担当した「虹のコンキスタドール」の清水理子、メガホンをとった永江二朗監督が舞台挨拶を行った。

平成ネット史最大の闇と言われる「鮫島事件」を原案とした今作。鮫島事件とは、2ちゃんねるから発祥した都市伝説で、今なおSNSなどで語られるワード。事件の真相は誰も知らないと言われている。なぜなら「事件の内容を知ると消される」という伝説があり、真相には辿り着けないようになっているため。話を聞くと死んでしまうということは、誰も真実を知らないということになり、噂だけが伝播する。SNS全盛の今、人の噂が事件を起こす「鮫島事件」は、最恐の都市伝説とも言える。

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無事に公開初日を迎えたことを喜んだ武田は、「撮影からあまり日にちが経っていないので、編集が大変だったと思います。お疲れさまです!」とスタッフをいたわった。ホラーは苦手だといい、「完成した作品を見て本当に怖くて、音がめちゃめちゃ怖くて、いろんな方向から音が聞こえてくるので、客席から観ている人たちも映画の登場人物と同じようにリモート恐怖体験が出来ると思います」と出来栄えに最敬礼だった。

今作で映画監督デビュー10周年となった永江監督は、武田のコメントを受け「ホラー映画は音にこだわるんです。みんなでシビアに一生懸命作りました」と手応えのほどをにじませる。さらに「撮影中、武田さんは誰とも会わずに画面に向かって芝居をしていました(笑)。並大抵では出来ないことをやっていましたね。ものすごく過酷な撮影でしたが、彼女の神がかった芝居の賜物です」と絶賛してみせた。

鶴見も、「珍しい撮影方法でした。部屋によっては電波の悪い部屋があったり、イヤホンの電池が切れたりとハプニングもありましたが、やり切りました!」と撮影時の苦労話を披露していた。

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