ホン・サンス作品の元プロデューサーが描く女性の奮闘記 「チャンシルさんには福が多いね」予告完成
2020年11月20日 09:00

第24回釜山国際映画祭で3冠(韓国映画監督組合賞、CGVアートハウス賞、KBS独立映画賞)を達成し、“韓国のゴールデングローブ賞”と称される百想芸術大賞の映画部門女性新人演技賞(カン・マルグム)を獲得した「チャンシルさんには福が多いね」のポスタービジュアルと予告編が、このほどお披露目された。
本作は、ホン・サンス監督のプロデューサーとして活動してきたキム・チョヒの長編デビュー作。キム監督自身の体験を投影して製作されている。主人公は、プロデューサーとしてずっと下支えてきた映画監督が急死したことで失職し、気が付けば家も男も子どもも、青春さえも棒に振ってきたアラフォー女子のチャンシル(カン・マルグム)。彼女に訪れた思わぬ恋の行方を描く、オフビートなラブコメディとなっている。
コロナ禍においても、韓国のミニシアターで2万人超のヒットを記録。今月には、スクリーンでの上映を望む根強いファンの要望を受けて再公開が決まったばかりだ。劇場公開に先行して今年上映された大阪アジアン映画祭、あいち国際女性映画祭では、チケットが早々に完売するなど、日本国内でも大きな話題を集めていた。
予告編は、突如として家も仕事も失ってしまった映画プロデューサー・チャンシルさんの悪戦苦闘からスタート。何もかも失ったまさに「人生どん詰まり」の日々を送るチャンシルさんのもとに、突如恋の予感が訪れるまでがコミカルにつづられる。唯一の「福」だと思っていた仕事を突如失い、アラフォーにして人生最大の危機を迎えたチャンシルさん。彼女は、新しい「福」を見つけ出すことができるのか。映像には、韓国ドラマ「愛の不時着」で“耳野郎”と呼ばれる盗聴係を演じたキム・ヨンミンが、某香港大スターだと言い張る男の役で登場している。
「チャンシルさんには福が多いね」は、2021年1月8日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。
(C)KIM Cho-hee All RIGHTS RESERVED/ ReallyLikeFilms
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