「ナルコス メキシコ編」シーズン3へ更新も主演ディエゴ・ルナ降板
2020年11月16日 10:00

米ストリーミング大手Netflixが、人気オリジナルシリーズ「ナルコス メキシコ編」のシーズン3への更新決定とあわせて、主演を務めるディエゴ・ルナのシリーズ離脱を発表した。米IndieWireが報じている。
南米コロンビアの巨大麻薬組織と米DEA(麻薬取締局)の壮絶な戦いを、実話をもとに描いた「ナルコス」の新シリーズにしてスピンオフでもある「ナルコス メキシコ編」は、1980年代前半のメキシコを舞台に、ルナ演じるグアダラハラ・カルテルの指導者ミゲル・アンヘル・フェリクス・ガジャルドが、乱立する中小麻薬カルテルを組織化することで一大帝国を築き上げていくさまを描く犯罪ドラマ。世界を震え上がらせた“メキシコ麻薬戦争”の始まりをリアルかつスリリングに描き、批評家からも高い評価を得ている。
ルナは4月、同サイトによるインタビューで「最初の頃は楽しく演じられていたけど、あまりにもヘビーな題材と役柄に、だんだん嫌気がさしてきちゃってね。かなりキツい2年間だったから、この辺でちょっとひと息入れたいというのが本音かな」と降板をほのめかしていた。今後、ルーカスフィルムがDisney+向けに制作する「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のスピンオフドラマ(タイトル未定)で主人公キャシアン・アンドー役を再び演じるべく、準備に入るものとみられている。
また、「ナルコス メキシコ編」のシーズン3からは、本家シリーズの共同クリエイターであるカルロ・バーナードが、エリック・ニューマンに代わりショーランナーを務めるほか、「ナルコス」で2シーズンにわたり麻薬王パブロ・エスコバルを演じたワグネル・モウアが同役で復帰。加えて、2エピソードで監督を手がける。
新シーズンでは、麻薬ビジネスがグローバル化しはじめた1990年代に舞台を移し、フェリクスが築き上げた一大帝国の崩壊後、次世代の麻薬王らが頂点を目指してしのぎを削るさまが描かれるとのことだ。

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