「ジュラシック・ワールド3」PCR検査4万回を経て撮影完了
2020年11月12日 11:00

大ヒットシリーズ第3弾「ジュラシック・ワールド ドミニオン(原題)」が11月7日(現地時間)、ようやくクランクアップしたと米Deadlineが報じている。
同作は、コロナ禍でひと足早く撮影を再開させたハリウッド大作として注目されている。制作・配給のユニバーサルは、「ユア・ドクター」と呼ばれるイギリスの民間医療機関に安全管理を委託していた。撮影が行われる英パインウッドスタジオに、医師や看護師が待機するステーションを2箇所設置し、毎日クルーやキャストの体温を測定。消毒スタンドを150箇所設置、流し台を60台増設し、共同エリアと撮影施設には毎晩消毒液が散布された。撮影期間中に関係者に実施されたPCR検査は計4万回に及び、陽性率は0.25%だったという。これらの安全対策のために、600~800万ドルの追加コストがかかっているといわれている。
キャストと一緒に自主隔離用のホテルで4カ月間にわたって生活したコリン・トレボロウ監督は、撮影期間を「クルーとキャストは見事に耐えてくれました」「私たちは一緒に暮らし、一緒に食事をし、物語を語り、恐怖と希望を共有し、芝生の上でフリスビーをしました。笑うべきことを見つけるのが難しい時期に、たくさんの笑いがありました 」と振り返っている。
さらにトレボロウ監督は、「ジュラシック・ワールド ドミニオン(原題)」のテーマは、withコロナ時代に強く響くことになると話す。「これは、共存し、ともに生き延びることの必要性についての映画です。新型コロナウイルスが私たちに何かを教えてくれたとすれば、異なる世代がお互いを守る必要があるということです。その意味において、これはいままさに作るべき映画だと確信しています」
「ジュラシック・ワールド ドミニオン(原題)」は、2022年6月10日に全米公開予定。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ