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ポルノまがい、女性嫌悪主義のレッテルを貼られた写真家ヘルムート・ニュートンのドキュメンタリー予告編

2020年11月10日 06:00

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「20世紀を最も騒がせた写真家」の作品世界を捉え直す
「20世紀を最も騒がせた写真家」の作品世界を捉え直す
Arena, Miami, 1978 (C) Foto Helmut Newton, Helmut Newton Estate Courtesy Helmut Newton Foundation

長年にわたって一流ファッション誌で女性を撮り続けた世界的ファッションフォトグラファー、ヘルムート・ニュートンの生誕100年を記念して制作されたドキュメンタリー「ヘルムート・ニュートンと12人の女たち」の予告編が公開された。

1920年にドイツで生まれたニュートンは、50年代半ばからヴォーグ誌などのファッション誌にユニークで衝撃的な作品を次々と発表。ワーグナー歌劇に登場する女神のような女性たちや、バロック趣味のインテリアに覆い尽くされた独特の作品世界は、着せ替え人形のようなモードを見慣れていた読者に強烈な印象を与え、「ポルノまがい」「女性嫌悪主義」などの議論も巻き起こした。映画ではシャーロット・ランプリングイザベラ・ロッセリーニといった女優たちをはじめ、米国版ヴォーグ誌の編集長アナ・ウィンター、モデルのクラウディア・シファーらのインタビューを収録。「20世紀を最も騒がせた写真家」とも呼ばれたニュートンの作品世界を、12人の女性たちの視点から捉え直す。

公開された予告編では、グレイス・ジョーンズイザベラ・ロッセリーニシャーロット・ランプリング、クラウディア・シファー、さらに「世界で最も足の長いモデル」としてギネスブックにも登録されたナジャ・アウアマンら“12人の女たち”が登場。ニュートンの作品を何度も表紙に起用したヴォーグ編集長のアナ・ウィンターが「表紙を飾る衝撃的な美」「彼が撮る女性は力強く挑戦的」と言えば、批評家のスーザン・ソンタグは「あなたの写真は女性蔑視で不愉快」と評するなど、ニュートンの作品の意義と、それが社会にもたらした意味が語られる。

12月11日から、Bunkamuraル・シネマ、新宿ピカデリーほか全国順次公開。


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