「くまもと復興映画祭2020」10月2~4日開催!高良健吾プロデュースのチャリティーTシャツ販売
2020年9月16日 06:00

[映画.com ニュース] 行定勲監督が「熊本地震の復興に邁進してきた熊本に映画の力で元気を与えたい」という思いでディレクターを務める映画祭「えがおPRESENTS くまもと復興映画祭2020」が、10月2~4日の3日間、熊本城ホールで開催されることが決定した。
「くまもと復興映画祭2020」は、当初4月実施を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止措置の一環として開催を延期。今回は感染予防に十分配慮したうえでの開催となり、7月の豪雨災害の被害に遭われた人々へのチャリティーを目的に、義援金を広く募ることになった。
行定監督は「映画を愛する人々が集う映画祭を開催できる喜びを感じながら、コロナウィルス感染予防対策をしっかりとし、密を避けた劇場で熱く濃密な人間の姿を描いた映画を観ていただきたいと思っています」と胸中を吐露。「会場に来られない方々には上映後のトークショーをオンラインで公開いたします。どんな困難な状況でも映画を求める人がいる限り、私たちは映画を作り続けていくのだと思います。映画はこの時代に何かの気づきを与えてくれるものだと思っています。作り手が映画に託した想いをお届けできればと思っています」と思いの丈を述べている。
同映画祭6度目の参加となる熊本県出身の高良健吾がプロデュースし、イラストレーター・下田昌克氏が絵とデザインを担当したTシャツを販売。収益の一部を被災地へ寄付することに。高良は「熊本の好きなところは自然が豊かなところです。何度も熊本の自然に癒されてきました。ただ、ここ数年はその自然の姿に傷つくこともあります。映画は人の手で作り出すものです。その映画で熊本の皆様に少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。今この時期に熊本復興映画祭2020をやるということが、この世の中を生き抜いていくために様々なカタチを模索している人々へ力を与えるものでありますように」と語っている。
また、映画「ソワレ」で注目を浴びる新進気鋭の女優・芋生悠も本映画祭に賛同し「はじめに7月の豪雨によって亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、今も被害を受けている皆様に心よりお見舞い申し上げます。そして活動が制限されている中でくまもと復興映画祭が開催されるということに意義を感じています」と語る。そして「私は熊本生まれ熊本育ちです。女優を続けられている根源には熊本で応援している方々がいます。どうか恩返しをさせてほしいです。微力な私ですが、映画の中にいる私は少しだけ強いんです。映画が心底好きで演ずることが心底好きだからです。これしかないですが、これで1人でもいい、笑顔にできるかもしれないと信じています。全力で届けます」とコメントを寄せている。
「えがおPRESENTS くまもと復興映画祭2020」は、10月2~4日に熊本城ホールで実施。開催形式はオフライン(一部オンライン無料配信)。チケットの価格は「【1日目】オープニングチケット:1000円」「【2、3日目】1日券:3500円、チャリティーTシャツ付き一日券:5500円」となっている。ラインナップは、映画祭公式HP(http://www.fukkoueigasai.jp/)にて近日発表される。
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