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伝説の娼婦を追ったドキュメンタリー「ヨコハマメリー」がリバイバル上映

2020年9月8日 17:00

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「ハマのメリーさん」の半生に迫る ドキュメンタリー
「ハマのメリーさん」の半生に迫る ドキュメンタリー
(C)2005 yokohamamary Partners

[映画.com ニュース]かつて絶世の美人娼婦として知られ、本名も年齢も明かさないまま、戦後50年間にわたって街角に立ち続けた老女を追ったドキュメンタリー「ヨコハマメリー」。中村高寛監督が執筆した書籍(河出書房新社)の文庫化を記念し、リバイバル上映が決定した。

戦後50年間、娼婦としての生き方を貫き通し、1995年冬に忽然と姿を消したメリーさんの真実と横浜の物語を浮き彫りにしていく。本作がデビュー作となった当時30歳の中村監督が、関係者や昔の横浜を知る人々へのインタビューを試み、撮影開始から5年の歳月をかけて完成させた。白塗りの化粧と貴族のようなドレス姿、その気品ある立ち振る舞いは横浜の風景の一部ともなっていたが、1995年冬にこつ然と姿を消し、いつしか都市伝説としてささやかれるように。2005年製作で06年の公開時は2館でのスタートから次々と上映館を増やして半年以上のロングランヒットを記録、文化庁記録映画部門優秀賞など11の賞を受賞した。

上映期間は、横浜シネマリン10月3日~16日、シネマ・ジャックアンドベティ10月17日~30日、アップリンク渋谷10月9日~22日。

画像2
中村高寛監督からのコメント
メリーさんがヨコハマから去って、今年で25年が過ぎた。
全身真っ白の老女、まさに都市伝説に出てくるような人で、街の有名人だった。
しかし、彼女がどこから来て、どこへ消えていったのか? 誰も知らない。
それが面白くて、私は映画を撮り始めた。
そして2005年に完成(公開は06年)すると、多くの観客が劇場に詰めかけ、予想外の反響があった。あの「メリーさんは何だったのか?」を知りたかったのかもしれない。
それから15年が経った。主な舞台となった伊勢佐木町を歩いても、映画の中の景色は殆どが消え去って「メリーさん」を知っている人たちも少なくなった。
メリーさんが去った年に生まれた子が、25歳になるのだから当然のことで「メリーさんって誰? 何?」という反応ばかり……。
でもあのインスタ映えする容姿、風貌をみて、ちょっとでも引っかかったのならば、ぜひ観にきてほしい。SNSなどではお目にかかれない、貴重な映画体験になるかもしれない。

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