新仮面ライダーは文豪にして剣豪、異世界でバトル　「仮面ライダーセイバー」9月6日スタート

［映画.com ニュース］　「2020新仮面ライダー　制作発表会見」がこのほど、「東映特撮 YouTube Official」チャンネルでライブ配信され（https://www.youtube.com/watch?v=9fVE5EW1Ix8）、令和仮面ライダー第2作「仮面ライダーセイバー」が9月6日からスタートすることがわかった。作品設定、キャスト、音楽情報、スペシャル映像などが一挙に披露された。

本作で活躍する仮面ライダーセイバーは、“聖なる刀”と書いてセイバーと読み、“聖剣”を抜くことでライダーに変身する。世界のさまざまな剣技を駆使して戦い、閉鎖感に支配された世界を救う。さらに序盤から多数の仮面ライダーが登場し、それぞれが変身アイテム「ワンダーランドブック」で多種多様にフォームチェンジするという史上初の試みが実現。またこれまでの仮面ライダーは、現実社会を舞台に戦ってきたが、仮面ライダーセイバーは次元を超え、異世界でバトルを繰り広げる。

突如、町の一部が消失し、消えた街がアンダーワールドと呼ばれる“本の世界”に現れる不思議な現象が発生する。そこは、空想上の生き物や狂暴な怪人が存在する広大な異空間。アンダーワールドに飛び込んだ仮面ライダーは、人々を元の世界に戻すべく怪人に立ち向かい、次第に世界消失現象やアンダーワールドの謎が明らかになっていく。

主人公は、小説家の神山飛羽真（かみやま・とうま）。炎の聖剣“火炎剣烈火（かえんけんれっか）”との運命的な出会いによって、世界を救う仮面ライダーとなる。作中ではバトルのみならず、飛羽真の夢に現れる謎の少女、幼なじみ3人の数奇な運命、仮面ライダーたちが紡ぐ人間ドラマも描かれる。

メインキャストは、飛羽真役の内藤秀一郎をはじめ、世界の均衡を守る組織ソードオブロゴスの水の剣士・新堂倫太郎／仮面ライダーブレイズ役を山口貴也、飛羽真の担当編集者・須藤芽依役を川津明日香、雷の剣士・富加宮賢人（ふかみや・けんと）／仮面ライダーエスパーダ役を青木瞭、風の剣士・緋道連（あかみち・れん）／仮面ライダー剣斬（けんざん）役を富樫慧士が担当。聖剣とワンダーライドブックのメンテナンスをするメカニックの大秦寺哲雄（だいしんじ・てつお）役を岡宏明、ソードオブロゴスに仕える本の守護者ソフィア役を知念里奈が演じる。

スペシャル映像は、「今度の仮面ライダーは文豪にして剣豪」という言葉で幕が上がり、力強いナレーションにのせて作品世界の紹介、変身シーンが映し出される。さらに「東京スカパラダイスオーケストラ」が主題歌とエンディングテーマを手がける。