敗者は手を切断、100人組手、線路での対局! 狂気の賭け囲碁を描く「鬼手」予告入手
2020年6月17日 14:00
本作は、囲碁という頭脳的競技の“静”と格闘アクションの“動”を融合させるという斬新なアイデアでスマッシュヒットとなった「神の一手」のスタッフが再結集した作品。父が自ら命を絶ち、母にも捨てられ、最愛の姉までも失い、天涯孤独の身となった少年グィス。地獄のような現実を生き抜く唯一の術は、生前の父から伝授された囲碁だった。ある一匹狼の棋士に才能を見込まれたグィスは、山寺での猛特訓によって類いまれな潜在力を開花させ、心身共にたくましい大人へと成長。裏社会のスゴ腕棋士たちを次々と撃破したギスは、姉を死に追いやった悪魔のような最強棋士ファン・ドギョンへの復讐を果たすため、人生のすべてをかけた大決戦に身を投じる。
予告編は、復讐に人生を捧げることで“阿修羅”と化したグィスが、強敵たちとの“賭け囲碁”対局に挑む様が描かれる。「負けたら自分で手を切る」という残忍な占い師との闘い、100人組手対局、猛スピードの列車が迫る線路上での対局など、想像を絶するシーンが次々と映し出されていく。
長編デビューを果たしたリ・ゴン監督は「キャラクターごとにあう、囲碁のスタイルや対局の場所を考えるのに相当悩んだ」という。そのこだわりが、グィスをふくめた奇抜な登場人物たちを生かし、独特なストーリー展開、見せ場のあるアクションを内包した新しいノワール映画を生み出した。また、キャラクターごとに異なる色味や質感を用いたスタイリッシュな空間、スピード感あふれる映像も注目ポイントだ。
「鬼手」には、キム・ヒウォン、キム・ソンギュン、ホ・ソンテ、ウ・ドファンも出演。8月7日から東京・シネマート新宿ほか全国順次公開。なお、7月1日より、第2弾の数量限定特典付き鑑賞券(税込み:1500円)が発売(一部劇場のみ)。内容はキャラクターが勢ぞろいした「特製“復讐”クリアファイル」となっている。