ポーランドの名匠クシシュトフ・キェシロフスキーの2作品が初ブルーレイ化
2020年4月23日 08:00

[映画.com ニュース]ポーランドの名匠クシシュトフ・キェシロフスキーの名を世界に知らしめた「殺人に関する短いフィルム」(88)と「愛に関する短いフィルム」(88)が、2Kレストア版で日本初ブルーレイ化され、6月26日に発売される。ともに税抜き8600円。
十戒をモチーフにしたテレビシリーズ「デカローグ」(88)の第5話を長編映画として再構成した「殺人に関する短いフィルム」は、全編にわたって緑がかったフィルターがかけられた特殊な撮影技法が採用され、リアリズムを貫いた演出と映像は観る者に鮮烈な衝撃を残す。中盤の7分にもおよぶ殺人シーンも大きな話題となった。キェシロフスキは本作でカンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞するなど高く評価された。

孤独な男女の純粋な心とそれぞれの愛の行方を描く「愛に関する短いフィルム」は、テレビシリーズ「デカローグ」(88)の第6話を長編映画として再構成。「見つめること」と「見つめられること」の複数の愛の形を、繊細かつ大胆な演出で描き出すキェシロフスキの手腕が冴え渡る究極のラブストーリー。テレビ版の「デカローグ」のエピソードとは違う結末も見どころだ。
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