米アマゾンがSXSW映画祭を救済 出品作が全米で視聴可能に
2020年4月3日 20:00

[映画.com ニュース] 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催を中止したサウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)映画祭が、Amazon Prime Videoを通じてオンライン開催されることが決定した。
テックと映画と音楽の祭典であるSXSW 2020は当初、米テキサス州オースティンで3月13日(現地時間)から開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大への懸念から同市当局が中止を命じたことにより、34年の歴史で初となる開催中止を余儀なくされた。同祭典で行われるSXSW映画祭は、オンライン審査を経て受賞結果を発表。ディレクターであるジャネット・ピアソン氏は、受賞結果の発表に際し、「このイベントで人生が変わると信じ、心血を注いで作品を作り上げたフィルムメーカーの方々のことを考えると、たまらなく胸が痛みます」「受賞結果を発表することでこれらの素晴らしい作品が世に広く知られるようになればと願っています」と胸中を語っていた。
しかしこのほど、Amazon Prime VideoがSXSWとタッグを組み、「Prime Video presents the SXSW 2020 Film Festival Collection」として10日間の映画祭を開催することが決定。Amazon Primeの会員でなくとも、出品作品すべてを全米で無料視聴できる。4月下旬の開催を目指し、SXSW側はさっそく当初映画祭に招待されていた映画製作者たちに連絡を取り始めているという。この試みに賛同し参加する映画製作者には、上映料としてアマゾンから報酬が支払われる。
この決定にピアソン氏は、「SXSWがキャンセルされて以来、映画祭にラインナップされた素晴らしい映画や映画製作者をどうやって助けるかに焦点を当ててきました。Amazon Prime Videoがオンライン映画祭の開催を提案してくれたときはとても嬉しく、視聴者と映画製作者を結びつけられる機会に飛びつきました。私たちは、この未曾有の危機のなかで、創造的な解決策を模索している映画界の適応力と回復力に感銘を受けています」と喜びのコメントを発表している。
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