「ウエストワールド」を楽しむべき? 新キャストのバンサン・カッセルが抱いた疑問とは
2020年3月13日 12:30

[映画.com ニュース] SFドラマ「ウエストワールド」シーズン3に出演するタンディ・ニュートンと仏俳優バンサン・カッセルのインタビュー映像が公開された。
「ウエストワールド」は、作家マイケル・クライトンが監督と脚本を兼ねた1973年の同名カルト映画を下敷きに、J・J・エイブラムスとジョナサン・ノーランが映像化したSFドラマ。西部劇の世界を再現した未来のテーマパークを舞台に、自我に目覚めたアンドロイドたちの反乱を描く。シーズン1から出演するニュートンは、いち早く自我に目覚めたアンドロイドのメイヴ役、シーズン3からの参加となったカッセルは、メイヴに指示を出す謎の男セラック役を演じている。

ふたりはインタビュー映像序盤で、カッセルが自己紹介とともに「僕が世界をコントロールするよ」と意味深な表情を浮かべ、ニュートンが「そう思っているだけよ」と返すなど、チームワークの良さを見せる。同作のシーズン1をいち視聴者として見ていたカッセルは、「たくさんの殺人や首切りそして女性への暴行など、残虐なバイオレンスがリアルに描かれていること」に驚いたといい、「アンドロイドだから平気だと錯覚をしてしまう。その残虐さを目の当たりにし、楽しむべきなのか疑問を抱いた」と語る。
これにニュートンも同調し、「生命や意識の価値とは何なのかを問いかけている。アンドロイドは社会で虐げられた人々を象徴しているの。これは現実世界でも起こっているわ。抑圧されていた人々が立ち上がっているでしょう」「社会の“嘘”に制圧され利用されることにうんざりした人々が、世界各地で運動を巻き起こしているの」と現代の社会情勢に通ずる物語であることをアピールしている。
「ウエストワールド」シーズン3は、BS10スターチャンネルおよび、Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX」で3月16日午前10時から世界同時放送&配信開始。
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