デル・トロ監督お気に入りの“ペール・レディ”全貌が明らかに!「スケアリーストーリーズ」特別映像
2020年2月27日 21:00

[映画.com ニュース]ギレルモ・デル・トロ監督が企画、製作、ストーリー原案を担当した映画「スケアリーストーリーズ 怖い本」の特別映像が公開。子どもたちを恐怖のどん底に落とす“デル・トロ印”のモンスターの中でも一際インパクトを放つ、“ペール・レディ”(青白い女)の全貌が明らかになっている。
第90回アカデミー賞で4冠を達成した「シェイプ・オブ・ウォーター」のデル・トロ監督が若い頃に多大な影響を受けた、自身の原点とも言える同名児童書シリーズを映画化。ハロウィンの夜に幽霊屋敷で見つけた本をきっかけに、失われた体の一部を探してさまよう“大きな足指”、凶悪フェイスの“カカシのハロルド”、体がバラバラになる究極生命体“ジャングリーマン”など、子どもたちが遭遇する様々な恐怖を描き出す。全米では公開初日に第1位となり、30以上の国と地域でトップ10にランクインするなどヒットを記録している。
特別映像では、「夢に見そう」「めっちゃビビるから、センシティブな画像に認定して欲しい」「トラウマ級にヤバイ」などSNSを中心に話題を呼び、デル・トロ監督が「1番のお気に入り」と明かすペール・レディの全身と、耳に残るくぐもった声をお披露目。べったり湿った黒い髪の毛、生気のない青白い肌、のっぺりとしたアンバランスな顔のパーツ――見る者に不安を抱かせるビジュアルだ。

赤い光が点滅する精神病院の廊下の奥からゆっくりと姿を現すペール・レディ。映像では、モジモジと動く青く染まった指先、どす黒い足、くるんとカールした睫毛に彩られた奥二重など、細部が確認できる。時折見せる笑顔も不気味で、デル・トロ監督は「『青白い女』は柔らかな微笑みを浮かべているんだ。だがそれが余計に不気味なんだ」と自信をのぞかせる。ペール・レディに追いつめられるチャックを演じたオースティン・ザユルは、「震えるほど怖いはずさ。原作本のイラストが命をもって現れたみたいなものだからね」と、目を見開きながらその恐怖を訴えた。
さらに、デル・トロ監督とメガホンをとったアンドレ・ウーブレダル監督が日本のファンに向けメッセージを披露。「コンニチハ!」と日本語で挨拶したふたりは、「原作が大好きで昔から映画化したいと思っていました。映画を楽しんでください。ミテネ!」(デル・トロ監督)、「ギレルモとの仕事は刺激的でした。日本の皆さんにも楽しんでいただきたいです」(ウーブレダル監督)と、にこやかにアピールした。
「スケアリーストーリーズ 怖い本」は、2月28日から新宿バルト9ほか全国公開。
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