ティム・ロビンスが「ショーシャンクの空に」人気の秘密を分析
2019年10月17日 09:00

[映画.com ニュース] 全米で「ショーシャンクの空に」の25周年記念上映が行われることを受け、主演のティム・ロビンスが米エンターテインメント・ウィークリーの取材を受けている。
脚本家フランク・ダラボンが、スティーブン・キングの短編小説「刑務所のリタ・ヘイワース」を下敷きに作り上げた監督デビュー作は、えん罪で刑務所送りとなった銀行員アンディが、刑務所内で受刑者たちの心を掴んでいく感動作。1994年秋に全米公開され、わずか1600万ドルという興行成績で上映を終えたものの、その後、再上映やテレビ放送、レンタルビデオでカルト映画化し、現在では米IMDBで一般ユーザーの人気映画投票1位を獲得する傑作だ。
10月14日からの25周年記念上映を控え、ロビンスは「映画が作られてから何年も経ったあとで、いまだに人々の心に響いているということは偉大な映画である証拠だ。このような作品の一員であることを誇りに思う」と明かしている。そして、ここまで人気がある理由について、こう分析する。
「まず、人間関係についての映画はものすごく少ない。これは二人の男性の友情についての物語であり、カーチェイスだとか、女性にいかにもてようとか、男性同士の友情映画にありがちな要素もない。これは長く続く、真実の深い友情についての映画だ」。
さらに、ロビンスはこう付け加える。「たぶん、みんながこういう物語を欲していたのかもしれない。これは希望についての映画であり、人生におけるあらゆる挑戦や障害を乗り越え、より良い人間になろうとする人の映画だ。忍耐力と信念があり、寛大に生きていれば、そうした障害を乗り越えることができる。そして、いつの日か、シワタホネビーチ(エンディングでアンディがレッドと再会する場所)に居場所を見つけることができるんだ」。
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