高校生がファッション業界に挑む「ランウェイで笑って」TVアニメ化 主演に花守ゆみり、花江夏樹
2019年9月25日 10:00

[映画.com ニュース] 「週刊少年マガジン」(講談社刊)で連載中の漫画「ランウェイで笑って」のテレビアニメ化が決定した。主人公の藤戸千雪を花守ゆみり、都村育人を花江夏樹が演じ、2020年1月から放送を開始する。2人の姿を描いたキービジュアルと、物語の発端や2人の声を収録した第1弾プロモーションビデオも公開されている。
同作は、ハイパーモデルを目指す女子高生の千雪と、ファッションデザイナー志望の男子高校生・育人が、それぞれの夢を追う姿を描く青春群像劇。低身長からパリコレへの出場が絶望的だと言われ続けてきた千雪はある日、同級生の育人がデザイナーを志すも、経済的な理由から断念しようとしていることを知る。その境遇に共感を覚えた千雪は、育人に頼み、自身が魅力的に見える服を作らせ、父が立ち上げたモデル事務所「ミルネージュ」のオーディションに合格する。一方、千雪が着た服が口コミで話題となり、育人にもチャンスが巡ってくる。
主演の花守は「強くて美しく、負けず嫌いな千雪をこうして自分が演じさせていただけるのが夢のようです。どんなに逆境に立たされても強く在(あ)れる彼女の、儚(はかな)くも力強い魅力を声でも届けられるよう、精いっぱい演じさせていただきます」とコメント。花江は「原作を読んでいて、何度も泣いてしまいました。服は好きですが、その裏側は全く未知でした。千雪や育人、さまざまな思いを持ったキャラクターたちを通して描かれるランウェイはとても魅力的で、環境や生まれ持ったものへの葛藤、自分を貫き通す力に勇気をもらい、応援したくなる作品です。家族と支え合いながら夢を追う育人の魅力をしっかりと伝えられるように精一杯演じさせていただきますので、よろしくお願いいたします!」と意気込みを語った。
メインスタッフは、「ハッピーシュガーライフ」の監督・長山延好とシリーズ構成・待田堂子が再タッグ。キャラクターデザインは「フルーツバスケット」(総作画監督)の金子美咲、アニメーション制作は、長山監督とともに「ハッピーシュガーライフ」「ソウナンですか?」を手がけたEzo'laが担当する。
なお、原作者の猪ノ谷言葉氏は「ファッションの三大要素と言われる『形』『素材』『色』。その中で僕が唯一漫画に描けないものが『色』です。その『色』がアニメ化を経て表現されると思うと、頼もしくて仕方ありません」とアニメ化をよろこび、記念イラストを寄せている。
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