米アップル、リチャード・ギア主演ドラマ「バスターズ」を制作中止に
2019年9月9日 11:00

[映画.com ニュース] 独自のストリーミングサービス「Apple TV+」向けに複数のオリジナル番組を制作しているアップルが、リチャード・ギア主演ドラマ「バスターズ(原題)」の制作中止を決定したと、米ハリウッド・レポーターが報じている。
同作はイスラエルのドラマのリメイクで、ふたりのベトナム退役軍人が、かつて恋に落ちた女性が交通事故で死亡したことをきっかけに、ミレニアル世代への怒りに駆られて銃乱射を行っていくというストーリー。ギアは退役軍人のひとりを演じる予定だった。
イスラエルのテレビドラマが原作のヒットドラマ「HOMELAND」を手がけたFOX21、人気プロデューサーのハワード・ゴードン(「24」)の製作会社チョークウッド・レーン・プロダクション、イスラエルのケシェット・メディア・グループが手がける新ドラマとあって、テレビ局やストリーミング会社のあいだで争奪戦が起こり、アップルが獲得。ゴードンとウォーレン・ライト(「LAW & ORDER 性犯罪特捜班」)が、脚本家チームを率いるショーランナーを務める予定だった。
関係者によれば、2話分の脚本を読んだアップル側が、復しゅう劇ではなく主人公ふたりの友情に焦点を置いて欲しいと注文したようだ。しかし、ゴードンは物語のダークな要素に重点を置きたいと主張。妥協点が見つからなかったため、アップルは違約金を払い、同番組の契約を破棄する道を選んだという。複数のオリジナル番組を準備しているアップルにとって、「バスターズ(原題)」は最初に中止が決定した作品となった。
ちなみにゴードンは、これまで契約を結んでいたFOX21を離れ、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンと大型契約を結んだばかり。FOX21はゴードン抜きで「バスターズ(原題)」の企画開発を継続することになった。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

これ絶対に観ると決めてます
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なんだこれ!?!? ディカプリオが異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画