サウナの伝道漫画「サ道」ドラマ化! 原田泰造、三宅弘城、磯村勇斗が出演
2019年5月18日 11:00
[映画.com ニュース] 漫画家・タナカカツキ氏が手掛けた“サウナの伝道漫画”をドラマ化する「サ道」が、テレビ東京の「ドラマ25」枠で7月から放送されることがわかった。原田泰造、三宅弘城、磯村勇斗、宅麻伸という芸能界きってのサウナ―(サウナ好き)が出演し、サウナ界の重鎮と呼ばれる人々も続々と登場。愛にあふれた「サウナ好きによるサウナ好きのためのドラマ」を紡いでいく。
「バカドリル」(天久聖一氏との共著)で知られ、人気フィギュア「コップのフチ子」の生みの親でもある原作者のタナカ氏は、サウナ大使に任命されたという経歴を持つ。「マンガ サ道 マンガで読むサウナ道」は実体験をもとに、その奥深さやマナー、そして「ととのう」という言葉で表現される独特の多幸感を描いた作品だ。
物語の主人公・ナカタアツロウは、幼少期のトラウマのためサウナに苦手意識を持っていた。しかし、謎の男・蒸しZに出会い、魅力を知ってしまう。偶然さんやイケメン蒸し男ら個性的な仲間ととともに、全国各地の人気施設を訪れ、「サ道」(サウナの道)を追究していく。
アツロウに扮する原田は、本作の撮影前日はロケ場所に1人で前乗りするほどのサウナ好き。「なんで、サウナを好きなのか? 正直、自分でも今ひとつ分からない。ただ夜になるとサウナに行きたくてウズウズする」といい、「是非、このドラマを見てととのっていただけたら嬉しいです」と意気込んだ。
「偶然、偶然!」が口癖の営業マン・偶然さん役の三宅は、サウナを広めるため原作本を配り歩いていたというエピソードを持ち、「魅力に取りつかれて四半世紀、まさか自分の仕事とこんな形で結びつくとは、夢にも思いませんでした。もう何かのご褒美ですよこれは。お話をいただいた時は飛んで喜びました」と言葉に熱をこめる。経営コンサルタントで冷戦沈着なイケメン蒸し男役の磯村は「温泉は好きだったものの、今やそれ以上にサウナが好きになり、ピュアサウナーとして日々サウナ道を磨くことになりました」「蒸し男として、磯村として、サウナを広めていきたいと思います」とメッセージを残した。そのほか、宅麻はアツロウの憧れの人・蒸しZを演じる。
「サ道」は、7月からテレビ東京の「ドラマ25」枠で毎週金曜深夜0時52分より放送。原作漫画は、5月16日から講談社「モーニング」で連載が再開されている。