クリント・イーストウッド監督、次作は「Ballad of Richard Jewell」か
2019年4月23日 11:00

[映画.com ニュース]クリント・イーストウッド監督が、「運び屋」の次にメガホンをとる新作として「Ballad of Richard Jewell(原題)」を再検討していることがわかった。
本作は、1996年のアトランタオリンピック期間中に爆発物を発見した警備員リチャード・ジュエル氏の実話を描く作品。不審なリュックサックを通報したジュエル氏はいったんは英雄として称賛されたが、不可解な点があるとしてメディアでテロ容疑者として大々的に報じられた。真犯人が発見され無実は証明されたものの、報道によって人生を踏みにじられたジュエル氏は、 2007年に44歳の若さで心臓発作により死去した。
米20世紀フォックスが、ジュエル氏について書かれた97年のバニティ・フェア誌記事「Ballad of Richard Jewell」の映画化権を獲得。「キャプテン・フィリップス」のビリー・レイが脚本を執筆し、15年にもイーストウッドが監督を検討していた。当時はジョナ・ヒルがジュエル氏、レオナルド・ディカプリオがその担当弁護士を演じると噂されていたが、その後進捗がなかった。
米Deadlineによれば、このほどイーストウッド監督は新たにキャスティングを進め、今夏クランクインを目指しているという。フォックスを買収したディズニーが製作し、ディカプリオ、ヒルはプロデュースにまわる。
(C)2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
【人生にぶっ刺さる一本】すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの面白そうな物語は…!
【ヤバすぎる世界へ、ようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”…予告だけで今すぐ観たい!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ