人気AV女優・高橋しょう子“絵画のような裸”を披露 主演作「十二のミューズ」日本初上映
2019年3月8日 13:00
[映画.com ニュース] 人気AV女優の高橋しょう子が主演を務めた映画「十二のミューズ」が3月7日、北海道・夕張市で開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」のフォービデンゾーン部門で上映された。高橋は、メガホンをとったカイチ・チャン監督とともに上映後の舞台挨拶に出席した。
第58回アジア太平洋映画祭に出品された本作は、12人の巨匠による名画が展示された画廊を舞台にし、禁じられた男女の愛を描いたもの。日本初上映を迎えたカイチ監督は「日本の皆さんがどのように感じるのか楽しみにしていた」と胸中を吐露。「(劇中に)登場する名画は、それぞれの作者が恋愛対象の人々を描いたもの。これらの絵画が描かれた時代にはテレビ、映画がない頃で、ある種のアダルトビデオのような存在だった。我々がアダルトビデオを見るという行動は、当時でいえば絵を購入するということに近い。だからこそ、絵画に描かれている女神たちというのは、今でいうAV女優の方々と同じなのではないかと考えたんです」と本作に込めた意図を説明した。
「絵画を見る時は、チケットを購入して美術館で鑑賞します。AV女優の方々は、同じような存在なのに、なぜ社会から偏見があるのか――その点に疑問を持ちました。絵画に描かれた女性、AVに出演している女性、両者に共通しているのは“名前を知らない”ということ。彼女たちは普通に恋愛をすることができるのかという部分に着目しました」と語ったカイチ監督。劇中では惜しげもなく美しい裸体を披露している高橋は「本当に難しい映画でした」と打ち明けながら「私自身、台湾で初めて映画を撮ったのですが、言語も通じないし、作品の内容も難しい。絵画の中の女性の気持ちを頑張って演じました」と撮影を振り返った。
「AVの仕事を始めるきっかけに興味を惹かれた」(カイチ監督)という理由からオファーを受けた高橋は、「元々グラビアの仕事をしていたんですが、体を見せることに自信があったんです。今回の作品では全部ヌードを見せているんですけど、すごく綺麗に“絵画のような裸”を撮って頂きました」と充実の面持ち。そして「『肉体は私の武器』というセリフがあるんですが、私にしかできない役があると思うんです。“見せる役”があったら、今後も出演したいです」と意欲を示し、カイチ監督が現在準備しているSF映画の概要を聞かされると「また一緒に!」と再タッグをアピールしていた。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019は、3月10日まで開催。
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