「ドラゴンクエスト」初のフル3DCGアニメ映画化!山崎貴×堀井雄二×すぎやまこういち強力タッグ
2019年2月14日 00:00

[映画.com ニュース] 日本を代表する国民的ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」が、同シリーズ初のフル3DCGアニメーション映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」として8月2日から全国で公開されることが決まった。VFXの第一人者である山崎貴が総監督・脚本を手がけ、八木竜一と花房真が監督を務める。さらに、原作・監修でドラクエの生みの親であるゲームデザイナーの堀井雄二氏が参加するほか、名曲の数々を創作しドラクエ人気を支えてきたすぎやまこういち氏の音楽が使用されることも明らかになった。
1986年に第1作が発売されて以来、シリーズ累計の出荷・ダウンロード販売本数が7800万本を突破した「ドラゴンクエスト」は、プレイヤー自身がゲームの主人公となり、世界を脅かす魔王を倒すために壮大な冒険物語を展開していくロールプレイングゲーム。堀井氏による画期的なシナリオとゲームデザインが多くの支持を集め、社会現象化したほどの話題作だ。映画では、「親子三代にわたって魔王を倒す」「結婚相手を選ぶ」など、大河ドラマのような人生を体感できる作品として現在でも愛され続けている「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」(92年発売)を原案として描く。

山崎監督は4年前にオファーを受けたそうだが、その時は「ゲームと映画は似ているようで実はすごく違うメディアなので、正直無理だと思い」断ったという。だが、「ちょっといろいろ試しているうちに映画として勝負できる手を思いついて、3年半くらい前から動き始めました」とオファーを受諾。それだけに、「いつもオリジナルの物語がある作品のCG映画を作るときは“理想的な実写化”を目指しています。今回もしっかりと映画であり、しかもまごう事なきドラゴンクエストであるというところを目指していきたいと思っています」と決意をにじませる。さらに、「『ドラゴンクエストV』の中には人生そのものが描かれています。ですから僕は、この作品を青春映画にしたいと思っています」と語っている。
今回の発表に先駆け、山崎総監督と堀井氏の対談が実現。堀井氏は、ラッシュを見た際の感想を「しっかりとポイントポイントを押さえているし、山崎総監督自身の捉え方もあって、すごく見ごたえのある映画になったと思います」と絶賛する。そして、「映画とゲームでは違っている部分もあるけれど、それがこの『ユア・ストーリー』というタイトルにハマっていると思います」と胸中を明かした。
なお、多くのファンの関心が集まるキャラクタービジュアルや声優陣は、後日発表される。
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