黒澤明監督の傑作「羅生門」ハリウッドでテレビドラマ化
2018年12月26日 16:00

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督が率いるアンブリン・テレビジョンが、黒澤明監督の傑作「羅生門」(1950)のドラマ化準備を開始したと、米Deadlineが報じている。
「羅生門」は芥川龍之介の短編「藪の中」と「羅生門」を下敷きに、平安時代を舞台にある変死事件の目撃者や関係者の証言が、それぞれ食い違っていくさまを描いた物語。ベネチア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞を受賞し、黒澤明監督が「世界のクロサワ」と呼ばれるきっかけになった作品だ。
このほど、アンブリン・テレビジョンは同作の映像化権を獲得。全10話のテレビドラマとしてリメイクを企画しており、同一事件を10人の関係者の視点から描くミステリーになる予定だという。
アンブリン・テレビジョンの共同社長を務めるダリル・フランクとジャスティン・ファルベイは、「この偉大な映画作品を新たなミステリーシリーズの下敷きにできることにとても興奮しています。真実の境界線と、おうおうにして異なる視点は同じ現実を見ていない点を追求していきたいと思います」とコメントを発表している。
現在、アンブリン・テレビジョンは、アップル向けにリブート版「世にも不思議なアメージンストーリー」など複数の番組の制作を行っている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

劇場版モノノ怪 第二章 火鼠
【大好きなやつでした】不覚にも“秒”で沼にハマって大変なことになった話
提供:ツインエンジン

ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」にハマるのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

BETTER MAN ベター・マン
【観ないとぜっったい後悔する】「グレショ」監督最新作!ラスト5分の破壊力に、感動を超えて放心状態
提供:東和ピクチャーズ

すごすぎて言葉にならない映画
【社会現象「パラサイト 半地下の家族」の次はこれ】“超痛快逆襲エンタメ”でアドレナリン全開
提供:ワーナー・ブラザース映画

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

聞かせてくれ、「ガンニバル」の感想を――
【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)