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神谷浩史&喜多村英梨は闇を煮詰めたような性格?「続・終物語」鏡の世界へ行ったら…

2018年11月12日 13:00

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舞台挨拶を盛り上げた神谷浩史、 井上麻里奈、喜多村英梨、井口裕香
舞台挨拶を盛り上げた神谷浩史、 井上麻里奈、喜多村英梨、井口裕香

[映画.com ニュース] 西尾維新原作のアニメ「〈物語〉シリーズ」のファイナルシーズン「続・終物語」が11月10日、全国30館で封切られた。キャストの神谷浩史井上麻里奈喜多村英梨井口裕香は、東京・新宿バルト9での舞台挨拶に登壇した。

今作は、性格や外見などあらゆることが反転した鏡の世界が舞台となるため、司会を務めた喜多村と井口は「もし鏡の世界に行ったら、どんな自分がそこにいると思いますか? どんな人格になっていると思いますか?」と質問を投げかける。神谷は「ある意味、我々は装っているじゃないですか。普段家にいる状態が表だとしたら、今この状態は裏なので。だから、もし鏡の世界に行ったら、皆さんが知っているパブリックな神谷浩史がいると思います。ちゃんとしてそうなね」と話し、「普段はとてもじゃないけど見せられないもん。嫌いだし(笑)」と自虐交じりに語る。女性陣は「神谷さんに裏表あるイメージないです!」(井口)、「でもこういうところで『イエーイ!』とやっていると、『神谷さんがんばってる』と思います(笑)」(井上)と声をあげていた。

一方の喜多村は、神谷に同調し「私は社交的じゃないので、打ち上げとかで端に座っていると、神谷さんは『キタエリ』って声をかけてくれるんです。だから優しいんだけど、2人で話している内容はすごい黒い(笑)。そういう時はパブリックじゃない方ですよね」とぶっちゃける。神谷は「そうね、闇を煮詰めたみたいな性格だからね(笑)。僕もキタエリもね。根本的には似ているんですよ」と応じていた。

2015年10~12月、17年8月に放送されたテレビアニメ「終物語」の後日談を描く今作は、高校を卒業した阿良々木暦が「鏡の世界」に迷い込み、もとの世界に戻ろうと奮闘する。老倉育(おいくら・そだち)を演じた井上は、「(今作を)最後まで見た感想は『幸せ』でした」と述べ、「育でない育がみれると思うので、注目していただきたいと思います」とアピール。喜多村は「(シリーズが)ここまで続いてきて、どんどんいろんなキャラクターにスポットがあたるようになって。『続・終物語』では、奥深いキャラクター性を堪能できたので、ファンの方にはとってもおすすめ」と話し、井口は「積み重ねてきたからこそ『続・終物語』というプレゼントをいただけた」とほほ笑んだ。

そして神谷も、「長いシリーズになっておりまして、今年で9年目」と思いを馳せ、「ここにいる皆さんは最初の『化物語』からご覧になっている方々だと思うので、そういう方にとっては、たまらない作品になっていると思います」と熱弁をふるう。「映像化不可能と言われた西尾維新作品を映像にし続けてきた結果、『このシーンは原作を超えたのではないか』と思えるようなシーンに声をあてることができました。きっと皆さんにも『なるほど』と思っていただけると思うので、探してみてください」と客席に呼びかけた。

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