櫻井孝宏、宮野真守に愛情たっぷり“さくらい波”をお見舞い
2018年11月10日 22:20

[映画.com ニュース] 怪獣映画の金字塔「ゴジラ」を初めてアニメ映画化した3部作の最終章「GODZILLA 星を喰う者」の公開記念舞台挨拶が11月10日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、キャストの宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜、上田麗奈、小澤亜李、共同監督を務めた静野孔文と瀬下寛之が出席した。
9日に全国159館で封切られた今作は、究極の生命体ゴジラ・アースと高次元怪獣ギドラの大怪獣バトル、主人公ハルオの生きざまを描き出す。「アニゴジ」3部作が完結を迎え、ハルオ役の宮野は「もっと長いような気もしますが、この2年、(第1章、第2章と)公開の度にキャストのみんな、監督、(脚本家の)虚淵さんとたくさんお話する機会があったので、ハルオの気持ちがずっと奥底にありました。僕はハルオとともに生きていた」と感慨深げに振り返る。
一方、メトフィエス役の櫻井は、司会に「ハルオの生きざまを、愛で支えたメトフィエス。今の率直な気持ちはいかがですか?」と問われ、「3部作ラスト、愛が爆発してます!」と胸を張る。すかさず宮野が「(愛が)もう出てます?」と食いつくと、「もう、じわじわと。スクリーンからもれ出ているくらいです」と乗っかり、笑いを誘っていた。
最終章ではハルオとメトフィエスが敵対関係になるなど、2人の人間ドラマも大きな見どころとなる。宮野は櫻井との共演シーンを「櫻井さんから出てくる音色が心地よかった」と振り返り、「最終章でメトフィエスと対立した時も、メトフィエスの言葉に棘がないから、逆に心をかき乱された。この音色を出せる声優は世界に櫻井さんしかいない」と称賛。櫻井が報道陣に向けて「今のところは太字でお願いします(笑)」と照れ隠しのジョークを飛ばすと、宮野は「“さくらい波”が出ていました!」と櫻井の声を技に例えて、さらに褒めまくる。「さくらい波、やっていただけますか?」と周囲に乗せられ、祈るようなポーズをとって実演すると、宮野は大喜びだった。
日本が誇るキャラクター「ゴジラ」を初めてアニメ化した今シリーズ。宮野は、「子どもの頃から見ていた僕からすると、ゴジラはヒーローでした。大人になった今、ゴジラに触れたことで、ゴジラの生まれた理由などの根本をたどることができました」と話し、奥深いキャラクター設定を知るほどに「だからゴジラシリーズはみんなに愛されているんだ」と痛感したことを明かす。そして、客席に向けて「僕たちは全力を込めました。生きざまを見せました。僕らにできるゴジラを込めました。そこから、たくさんの思いを感じていただけたら。これが全世界にひろがってほしい。それくらい自信を持ってお届けできる作品です」と熱く呼びかけた。
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