高畑充希「忘却のサチコ」で多彩なコスプレ披露「いろいろやらされていると思って」
2018年10月9日 18:10
[映画.com ニュース] 女優の高畑充希が主演するテレビ東京のドラマ24「忘却のサチコ」の会見が10月9日、東京・六本木の同局で行われた。
今年1月2日に放送されたスペシャルドラマの好評を受けて、待望の連続ドラマ化。高畑は「大好きなドラマ、キャラクターなので連ドラになればいいとずっと念を送っていたのでうれしい」と笑顔で話した。
「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で連載中の人気コミックが原作で、高畑はスペシャルドラマの際は「漫画のファンなのでプレッシャーと、サチコさんは高身長、爆乳キャラなので身長とおっぱいが足りないと思った」という。その上で、「自分の中に正解がある人で発想も突拍子がないけれど、マジメ一辺倒ではなく、くすっと笑えるいとおしい人です」と分析して臨んだ。
サチコが結婚式当日に逃げた婚約者のことを、おいしいものを食べることによって忘れようと奔走するグルメコメディ。「2日に1回は食べる撮影で、どの料理も抜群においしいけれど、脳内でしゃべっている声(モノローグ)を聞きながらだったのでほぼ味わえなかった。そのフラストレーションに苦しんでいました」と苦笑いで振り返った。
それでも、「金曜の夜を楽しく、おなかのすくドラマにしたい」と意欲。さらに、「コスプレもすごくしていて、派手ではないけれどシュールなものもある。いろいろとやらされているなと思ってください」と自ちょう気味に話した。
原作では姿を見せない婚約者役の早乙女太一は、民放の連ドラ初出演。「さわやかなニコニコキャラもやってことがないし、すべてにおいて新しい挑戦。振り幅のあることをやらせてもらって楽しかった」と満足げに話した。
高畑の後輩を演じる葉山奨之は、「充希ちゃんと前に共演したのは19歳の時(現在22歳)で、成長を見せなきゃと思ったけれど見せられなかった。全部助けてもらった」としょんぼり。これには高畑が「前はスーツが似合わない感じだったけれど、シュっと決まっていたので奨之、大人じゃんと思った。でも、犬っぽくてかわいくてしようがないので、ずっとなでていたい欲求を抑えていました」とお姉さんらしく振る舞っていた。
「忘却のサチコ」は10月12日スタートで、毎週金曜深夜0時12分から放送される。
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