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バート&アーニーのゲイ説、元脚本家が認めるも番組は否定

2018年9月25日 11:00

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思わぬ騒ぎに発展
思わぬ騒ぎに発展
Photo by Matthew Simmons/Getty Images

[映画.com ニュース] 世界中で愛される米長寿子ども向け教育番組「セサミストリート」の人気キャラクター、バート&アーニーのゲイカップル疑惑が、思わぬ騒ぎに発展しつつある。

バートとアーニーをめぐっては、以前からゲイ疑惑がささやかれてきたが、先ごろ米ニューヨーク州で同性婚が認められたのをきっかけにゲイカップル説が再燃。そんななか、1985~98年の13年間にわたり同番組の脚本を手がけたベテラン脚本家で、自らゲイであることを公言しているマーク・サルツマンが、LGBTQコミュニティ向け情報サイト「Queerty」のインタビューに応じ、「何か大きなメッセージを伝えようといった意図や野望があったわけではないけれど、バートとアーニーは初めから恋人同士という前提のもと脚本を書いていた。それ以外に2人の関係を説明しようがないと感じていたしね」とゲイカップル説を全面的に肯定。これに対し、同番組の製作を手がける非営利団体セサミ・ワークショップが公式声明で反論するという異例の事態になった。

セサミ・ワークショップは9月18日(現地時間)、「バートとアーニーについての公式見解」というタイトルでTwitterの公式アカウントに声明文を投稿し、「バートとアーニーは親友です。性格がまったく異なる者同士でもいい友達になれるということを、未就学児に教えるべく作られたキャラクターなのです。一見すると人間の男性のようであるとはいえ、彼らはあくまでパペットであって性的指向を持ちません」とゲイ疑惑を一蹴した。同声明が発表されるや否や、「カーミットとミス・ピギーは恋人同士という設定だし、『パペットが性的指向を持たない』というのは理屈に合わない」といったコメントをはじめ、ソーシャルメディア上では早くも激論が繰り広げられている。

ちなみに今回の珍騒動を受け、バートの声を長年演じてきた伝説のマペティア(パペット操者)・声優・映画監督のフランク・オズは、「サルツマン氏がバートとアーニーをゲイカップルだと言うのは彼の自由。私個人としては、そうでないと思っているが、そもそも何故そんなことを知りたがるのだろう。ゲイか否かで線引きする必要などないし、私たち人間は、ゲイかストレートかで定義づけられるほど単純な生き物ではないはず」と自身のTwitterにコメントしている。

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