山下健二郎「カッコ良くて強い時代はもう終わり！」ダチョウ上島と公開キスも

映画はSWORD地区と呼ばれるエリアで、頂点を競うチームのひとつ「山王連合会」のダン（山下）、テッツ（佐藤寛太）、チハル（佐藤大樹）が3人の頭文字をとった新チーム「DTC」を結成し、あてのないバイク旅に出る青春ロードムービー。日頃の疲れを癒そうと、たどり着いた温泉街で、人情あふれる出会いを体験する。シリーズ全作品の脚本を手がける平沼紀久が、初メガホンをとった。

今回の映画化実現について、山下は「何か大きな夢を掲げて、モチベーションをあげられないかと思い、映画化を目標にした」と振り返り、「HIROさんとの会食の席で、アホな顔して『映画化どうですかねえ』と聞いてみたら、『いいじゃん』と返事をいただき、夢がかなった」と同シリーズの企画プロデュースを手がけるEXILE HIROの後押しを明かした。

さらに山下は、これまでのアクション要素を封印した作風について「カッコ良くて強い時代はもう終わり！　これからは面白いやつが売れる」とコメディ路線に強い手応え。イベント中盤、芸人トリオ「ダチョウ倶楽部」の肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵がサプライズ登壇すると“お約束”の流れで、山下と上島がキスをする場面もあり、「上島さん、めちゃくちゃ唇が柔らかい」（山下）とファンを沸かせていた。

一方の上島は、「こんなことして、干されない？」と戦々恐々。映画については「大好きな寅さんシリーズを思い出した。3人とも寅さんみたいで、面白いし、ちょっとウルウルした」と語り、「次はワンシーンでもいいから出たい」と出演アピールも忘れなかった。

「DTC 湯けむり純情篇 from HiGH&LOW」は、9月28日から3週間限定で上映。