トム・クルーズ、高度8000mから降下!「ミッション:インポッシブル」極限スタント映像
2018年8月3日 08:00
[映画.com ニュース] 全米でシリーズ新記録となる約6150万ドルのオープニング興収で大ヒットデビューを果たした「ミッション:インポッシブル フォールアウト」の本編映像が公開された。主演を務めるトム・クルーズが、成層圏ギリギリの高度約8000メートル上空から降下する極限スタントに挑む、息もつかせぬ映像だ。
世界3つの都市を狙う核爆発を防ぐため、奪われた複数のプルトニウムの奪還を目指すイーサン・ハント(クルーズ)は、彼を疑うCIAの敏腕エージェント、オーガスト・ウォーカー(ヘンリー・カビル)とともにパリへの極秘潜入を決行。パリのはるか上空を飛行する航空機内部から、通称ヘイロージャンプと呼ばれる超高速落下スカイダイビングに挑む。
公開された本編映像では、特殊マスクを装着したクルーズが雷雲を確認し、天候の回復を待つよう提言するも、イーサンへの対抗意識とプライドから、ウォーカーがイーサンの酸素マスクを強引に引き抜き、そのまま先に降下。イーサンは酸素マスクを再装着しながら、先に降下したウォーカーを追う……。果たして、2人は無事に決死のジャンプをこなし、パリに潜入できるのか?
クルーズにとって、挑戦することが長年の夢だったというヘイロージャンプは、精鋭部隊が敵地に極秘潜入する軍事作戦として開発され、特殊装備なしでは、いかなる人間でも失神してしまう危険な“ミッション”だ。
過去にも数々の超絶アクションで、ファンを驚かせてきたクルーズは、「見る人に、自分もその場にいるような感覚になって欲しかったんだ」と語り、「でも、正直に言ってとても危険だったから、自分に言い聞かせたんだ。自分は魅力的な男だ。1日に10~15回飛んで、みんなで成功させるんだってね。腕と肩の腱は、限界まで伸びていた」と俳優として史上初めて挑んだヘイロージャンプを振り返った。
そんな前人未到のアクションシーンを撮影するため、ベテラン空中写真家のクレイグ・オブライエンが、スカイダイビング初使用となるIMAXレンズ搭載カメラをヘルメットに装着し、クルーズと同時にダイブした。クルーズは「クレイグの働きぶりは素晴らしかった! 空中で何度も体を回転させるんだけど、とても危険でこんな撮影は初めてだったのに、物語を理解してくれて、見事な仕事をした。彼はアーティストだ!」と苛酷な撮影を成し遂げた“相棒” オブライエンに敬意と感謝を示している。
「ミッション:インポッシブル フォールアウト」は、8月3日から全国で公開。
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