「ワールドウィッチーズ」シリーズ新作TVアニメ3作発表　“戦わないウィッチ”も登場

「ワールドウィッチシリーズ」は、異形の敵「ネウロイ」が人類を襲撃する20世紀初頭を舞台に、魔法力を持つ少女「ウィッチ」たちが人々を守るべく戦いを繰り広げる姿を描く人気シリーズ。宮藤芳佳（みやふじよしか）ら第501統合戦闘航空団が活躍する「ストライクウィッチーズ」、 雁淵（かりぶち）ひかりら第502統合戦闘航空団が激闘を繰り広げる「ブレイブウィッチーズ」が、それぞれテレビアニメやOVA、劇場版などで展開している。

制作決定が発表されたのは、「ストライクウィッチーズ」の続編テレビアニメと、新キャラクターが活躍する「音楽隊ウィッチーズ（仮）」の2作品。「ストライクウィッチーズ」続編は「第501統合戦闘航空団 ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」のタイトルで、2020年に放送予定。メインキャストは芳佳役の福圓美里、坂本美緒役の世戸さおりほかの続投が決定しており、監督とキャラクターデザインを、シリーズおなじみの高村和宏が担当する。アニメーション制作は新たに「モンスターハンター ストーリーズ RIDE ON」「ジョジョの奇妙な冒険」のdavid productionが行う。“OPERATION SOUTH WIND”に身を投じる、芳佳らウィッチたちの空中戦を描いたプロモーションビデオ第1弾も公開された。

「音楽隊ウィッチーズ（仮）」は、“戦わずに、歌や音楽で人々の心を癒やす”という異色の航空団の活躍を描く物語で、21年にテレビアニメが放送予定。特報PVには、ヴァージニア・ロバートソン（CV：鳴海まい）、渋谷いのり（CV：細川美菜子）、リュドミラ・アンドレエヴナ・ルスラノヴァ（CV：藍本あみ）という、航空団でボーカルを務める3人のウィッチが登場している。こちらは「ストライクウィッチーズ」シリーズにも脚本や演出などで参加した、「めだかボックス」の佐伯昭志が監督とシリーズ構成を兼任。公式サイトでは、正式タイトルとユニット名の公募を行っている。

そのほか、「ストライクウィッチーズ」のスピンオフコミック「ストライクウィッチーズ 501部隊発進します！」（KADOKAWA刊）のアニメ化企画が進行していることもわかった。なかなかネウロイがやってこない、芳佳たちの日常をほのぼのと描くコメディ作品で、タイトルを「ワールドウィッチーズシリーズ 501部隊発進しますっ！」に改めて、19年に放送、配信される予定だ。