マイケル・ケネス・ウィリアムズら、米セントラルパーク・ジョガー事件のドラマ化企画に主演
2018年7月23日 21:30
[映画.com ニュース] 黒人5人が不当逮捕されたえん罪事件、セントラルパーク・ジョガー事件を、エバ・デュバーネイ監督がNetflixでドラマ化する新作「Central Park Five(原題)」に、マイケル・ケネス・ウィリアムズ、ベラ・ファーミガ、ジョン・レグイザモが主演することがわかった。
セントラルパーク・ジョガー事件とは、1989年にニューヨークのセントラルパークでジョギング中の白人女性トリシャ・メリルを強かんしたとして、ハーレム出身の黒人の若者5人が不当逮捕された事件。5人は潔白を主張したが、警察の圧迫尋問により罪を認め、実刑判決を受けた。その後、別件で逮捕された男マティアス・レイエスが89年の事件の真犯人だと自白したことから、冤罪で服役していた5人は自由の身となり、ニューヨーク市との裁判の末、2014年に賠償金を獲得した。
米ハリウッド・レポーターによれば、ドラマは4話構成のミニシリーズで、ウィリアムズが不当逮捕されたアントロン・マクレイの父ボビー・マクレイ役、レグイザモが同じく不当逮捕されたレイモンド・サンタナ・Jr.の父レイモンド・サンタナ・Sr.役、ファーミガがニューヨークの地方検事補で事件を担当した首席検事エリザベス・レデラー役を演じる。
デュバーネイが脚本・監督・制作総指揮を手がけ、オプラ・ウィンフリーも制作総指揮に名を連ねる。2019年に配信の予定。