劇場版「僕のヒーローアカデミア」主題歌は菅田将暉の新曲! 歌声響く予告完成
2018年6月15日 04:00

[映画.com ニュース] 「週刊少年ジャンプ」(集英社)連載の人気漫画が原作のアニメの初となる劇場版「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 2人の英雄(ヒーロー)」の予告編が完成し、人気若手俳優・菅田将暉の新曲「ロングホープ・フィリア」が主題歌として起用されていることがわかった。菅田の楽曲がアニメーション映画の主題歌として使用されるのは、本作が初めてのこと。テレビアニメ第2期のオープニングテーマを担当したロックバンド「amazarashi」の秋田ひろむが、作詞・作曲を手がけている。
同作は、人口の約8割が何らかの超常能力「個性」を持って生まれる世界を舞台に、何の個性も持たずに生まれた少年・緑谷出久(通称:デク)が、ナンバーワンヒーローのオールマイトに素質を見出され、ヒーロー輩出の名門校である雄英高校に入学して一人前のヒーローを目指して成長していく姿を描く。
予告編では、テレビアニメ第2期の「期末試験編」と、第3期「林間合宿編」の間に起こった出来事“空白の夏”の一端が描かれる。劇場版オリジナルキャラクター・無個性”の少女メリッサは“ヒーローを助ける存在”を目指しており、父・デヴィットはかつてオールマイトのコスチュームを開発していたことが発覚。正体不明の敵の襲来、囚われの身となったオールマイトの姿といった衝撃の光景が連続し、それぞれの「個性」を駆使して、最大のピンチに立ち向かうヒーローたちの姿が映し出される。
菅田は「ジャンプは小さいころから毎週読んでいて、ヒロアカも連載開始から読んでいたのでジャンプファン、ヒロアカファンとして今回の初の劇場版主題歌を担当することは、非常に光栄ですし嬉しく思っています」と喜びを爆発させる。「大切な友に末長い希望を」という想いを込めて書き下ろされた「ロングホープ・フィリア」について「僕も歌いながら自分自身も励まされるような思いを起こさせられたり、年代関係なく、大切な仲間と一緒に頑張っていこうという強さと希望をもった曲ができたと思っています」と語っている。
本作では“圧倒的ヒーロー”であるオールマイトの過去が明かされるため「amazarashiの秋田さんから、主人公デクの視点というよりは、オールマイトの視点に近い歌詞で書いたと聞いています」と明かす菅田。「歌えば歌うほどこの2人のヒーローやストーリーが、歌っている僕自身ともリンクしていって、温かくて強さを持つこの歌に本当に希望があるなと感じています」と話すと、秋田は「今作を作るにあたって僕が設定したテーマは“ヒーロー”と“友達”です」と告白する。そして「この歌は菅田君が歌うヒロアカのテーマ、ということがなければ生まれなかった歌です。僕もあまり経験のない制作だったので迷いながら作った歌だったんですが、菅田君が歌った音源を聴いて間違ってなかったなと思えました。若きヒーローという意味では菅田君とデクは、僕には重なって見えます」とコメントを寄せている。
「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 2人の英雄(ヒーロー)」は、8月3日から全国公開。「ロングホープ・フィリア」は7月14日に先行配信後、8月1日にシングルCDがリリースされる。
(C)2018「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 (C)堀越耕平/集英社
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