第10回沖縄国際映画祭は「沖縄ヒストリカルムービー」に注目
2018年4月16日 09:00

[映画.com ニュース] 吉本興業が主催する「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」が、4月19日から沖縄県全域で開幕する。映画.comでは、多岐にわたるプログラムの中から見どころの解説を3回にわたりお届けする。第2回となる今回は、「沖縄ヒストリカルムービー」だ。
沖縄ヒストリカルムービーは、フィルムに焼き付けられた懐かしい沖縄の風景、文化、風習を紹介する部門。今年は、日本が誇る国際的アクションスターの先駆者である千葉真一が出演した、沖縄にゆかりのある作品も上映する。
千葉が舞台挨拶に登壇するのは、「沖縄やくざ戦争」(中島貞夫監督)と「ドーベルマン刑事」(深作欣二監督)。とりわけ「沖縄やくざ戦争」は、本土復帰を翌年に控えた昭和46年12月の沖縄を舞台に、沖縄のやくざと本土の暴力団の血みどろの戦いや、組織の凄惨な内部抗争を描いている。千葉のほか松方弘樹、渡瀬恒彦、地井武男、梅宮辰夫、尾藤イサオ、片桐竜次らが出演している。
また、5月8日に開幕する第71回カンヌ国際映画祭で上映されることが決まった「琉球シネマパラダイス」(長谷川亮監督)も見逃せない。1950年に創業した、現存する沖縄最古の映画館として戦後の空気を今に伝える首里劇場と、ひとりで切り盛りする金城政則館長をめぐるドキュメンタリー作品。今作は、4月21日に映画の舞台である首里劇場で上映される。
ほか、昨年開催されて大好評を博した「デジタルで蘇る8ミリの沖縄」も上映される。同コンテンツは、沖縄の人々が撮った8ミリ映画をデジタル化。「名護のイルカ漁」「ジュリ馬」「アイゼンハワーのパレード」など、テレビや映画では見ることのなかった戦後沖縄の忘れかけた歴史に触れることができる。
「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」は、4月19~22日に開催。チケット情報は、公式サイト(http://oimf.jp/ticket/)まで。
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