「ドラゴンボール超」悟空から「鬼太郎」目玉おやじにバトンタッチ 野沢雅子の生演技に大歓声
2018年3月26日 05:00

[映画.com ニュース] 名作アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の50周年&新シリーズ放送開始記念スペシャルイベントが3月24日、東京ビッグサイトで開催中の「AnimeJapan 2018」で行われ、キャストの沢城みゆき、野沢雅子、庄司宇芽香、藤井ゆきよが出席した。目玉おやじ役の野沢は、25日に自身が主演するアニメ「ドラゴンボール超」が最終回を迎えるため、突然、主人公・悟空の声で「今週は最終回だからぜってえ見てくれよな!」とアピール。悟空“登場”に場内が沸き立つなか、続けて声色を目玉おやじに変え「そして来週からは、私らが登場するから絶対に見てくれ。よろしく」と呼びかけると、“夢の共演”を目の当たりにした客席からは歓声があがっていた。
アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」は、2015年に亡くなった故・水木しげるさんの同名漫画が原作。1968年に初めてテレビアニメ化され、今年で50周年を迎える。シリーズ第6期となる今作は、沢城が鬼太郎役に抜てきされ、第1期と第2期で鬼太郎を演じた野沢が目玉おやじ役を担当する。第1話の映像が初披露されると、沢城は「1話は少し怖い、ダークな雰囲気ではじまりましたが、回を重ねると、ねずみ男の軽いテンションが引っ張る回もあれば、泣かずにはいられない回もある。『墓場鬼太郎』を継ぐようなホラー回など、いろいろなトーンの話があるので、ぜひ見ていただきたい」と6期の見どころを述べた。

さらに沢城は、歴史あるシリーズの主演を担うことに対し「50年前からやってきた作品。最初は、隣にいらっしゃるマコ(野沢)さんが(鬼太郎を)演じていらしたので、プレッシャーがないと言ったら嘘になります」とこぼす。だが「一期ごとに鬼太郎像が違う」と説明し、そのうえで「受け継ぐというよりも、今からスタートのつもり。今期描きたい鬼太郎像を表現できるかということを大事にして、アフレコを進めています」と表情を引き締めた。
一方の野沢も、「目玉おやじは田の中さんがやっていましたが、それを引きずることはやめようと思ったんです」と告白。演じるうえで独自の設定を設けているそうで「50年経っていますから、今回の目玉おやじは、鬼太郎が大きくなってお父さんになったつもりでやっています。前の鬼太郎が大きくなって、父親になって息子ができたつもり」と明かした。そうして完成した“野沢版・目玉おやじ”に対し、共演陣も「かわいい!」(庄司)、「一番の萌えキャラ」(藤井)とメロメロの様子だった。
「ゲゲゲの鬼太郎」第6期は、4月1日午前9時からフジテレビほかで放送開始。
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