博多大吉「あさイチ」MCの練習で司会に挑戦 「コナン」公開アフレコで上戸彩にインタビュー
2018年3月20日 17:30
[映画.com ニュース] 映画「名探偵コナン ゼロの執行人」にスペシャルゲストとして声の出演を果たした上戸彩、博多大吉の公開アフレコが3月20日、東京・早稲田のアバコクリエティブスタジオで行われた。
4月からNHKの朝の情報番組「あさイチ」(月~金曜・午前8時15分)の新MCを務める大吉は、「朝の顔を務めるということで、少しでも練習がしたい」と自ら司会を買って出た。上戸は「(司会は)緊張しません?」との質問に、「思った以上のフラッシュでビビりましたが、上戸さんが出てきたら、僕の倍以上だったので、緊張は取れました」とリラックスムードだ。
上戸の「コナン」出演は、本人役で登場したテレビのレギュラーアニメ以来、12年ぶり。容疑者となった毛利小五郎の弁護を担当する弁護士、橘境子を演じた。大吉から「プレッシャーはどうか?」と聞かれると、「プレッシャーよりもうれしかったです。同じ作品に携われることは奇跡です。いろんな方がいらっしゃる中で、私をもう一度選んでくださったスタッフに心から感謝です。12年前は上戸彩役だったのですが、キャンペーンのことは覚えていても、(中身は)記憶にない。多分、オンエアは見ていないじゃないかな。前回の気持ちを忘れて、思い切ってやらせていただきました」と話した。
「噛まないように気をつけます」と話した上戸は、2つのシーンでアフレコを無難に披露。その後、大吉がアフレコに挑戦。かつて境子が所属していた弁護士事務所の事務員で裁判官を目指していた司法修習生、羽場二三一(ふみかず)が叫ぶシーンを見せると、上戸は「素敵です。大吉さんが若くなったような感じですね。声がピッタリでした」というと、大吉は「音声を加工して、最終的にはボーカロイドになっていると思う」と謙遜した。
上戸は、実際のアフレコ時は車の中で練習してから臨んだそうで、「アフレコのお仕事は、何度かやらせていただきましたが、恥ずかしがってはダメ。恥ずかしがっていると、慣れてきた頃には声が枯れてしまう。今まで失敗してきたので、テストから思い切りやろうと思って、全力投球しました。2時間ちょっとで終わったんですけども、境子はいろんな顔を持っている女性で、面白さがあるので、終わった頃には、声が潰れていました。思いっきり叫ばせてもらったので、一人でカラオケに行く人って、こういう気持ちなんだろうな、と分かりました。スッキリしました」と上戸。
「えっ? 上戸さんはガッツリ出ているのに、2時間なんですか。僕は短いシーンで、3時間みっちりやりました。ショックです。僕はどんだけダメだったろう」という大吉。上戸のリクエストを受け、福山雅治が歌う主題歌「零-ZERO-」のカラオケにも挑戦。「僕は日本で一番歌が下手な芸人の称号もいただいているんですが……、せっかくですから、なんでもやります」。想像通りの歌声を聞かせ、「これ、どこに需要があるんですか?」と苦笑していた。
「名探偵コナン ゼロの執行人」は4月13日、全国東宝系で公開される。
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