ジョニー・キャッシュのドキュメンタリー、フランク・マーシャルが製作
2018年1月29日 12:00

[映画.com ニュース] 伝説のカントリー歌手ジョニー・キャッシュのドキュメンタリー映画を、「ジュラシック・ワールド」シリーズのプロデューサー、フランク・マーシャルが製作することがわかった。
米ハリウッド・レポーターによれば、これまでブルース・スプリングスティーンのドキュメンタリーを数多く手がけ、そのうちの1本「Bruce Springsteen and the E Street Band: Live in New York City(原題)」でエミー賞を受賞したトム・ジムニーが監督を務める。
2003年に71歳で亡くなったキャッシュは、カントリーミュージック界のアイコンとして知られるシンガーソングライター。「I Walk the Line」「Ring of Fire」「The Man Comes Around」「Hurt」(ナイン・インチ・ネイルズのカバー)など多くのヒット曲を生み出し、グラミー賞受賞回数は11回を誇る。2005年にはジェームズ・マンゴールド監督による伝記映画「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」が製作され、キャッシュ役を演じたホアキン・フェニックスはアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。
刑務所での慰問コンサートをライフワークにしてきたキャッシュは、1968年にフォルサム刑務所でレコーディングしたライブアルバム「アット・フォルサム・プリズン」が大ヒットし、プラチナ・アルバムとなった。このコンサートは、「ウォーク・ザ・ライン」のハイライトシーンとしても描かれている。
今回のドキュメンタリーは、キャッシュの遺産管理団体の全面的サポートのもと制作。歴史的なフォルサム刑務所でのコンサートを通じて、キャッシュの音楽とその人生を描く。
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