仏女優ブリジット・バルドーが「MeToo」運動を「売名行為」と非難
2018年1月19日 19:00

[映画.com ニュース] 「素直な悪女」「軽蔑」「セシルの歓び」などの作品で知られるフランスの大女優ブリジット・バルドーが、ハリウッドで大きな高まりを見せている「#MeToo」運動について「ただの売名行為」と非難した。
セックスシンボルとして世界中の人気を集めた83歳のバルドーは、仏パリ・マッチ誌のインタビューに応じ、セクハラ撲滅を訴える#MeToo運動に参加している女優たちを「ほとんどが偽善者でバカげている」と断言。「役を得ようと自分からプロデューサーに思わせぶりな態度で近寄っているくせに、後になってセクハラされたと主張している」と糾弾した。
また、自身は「一度もセクハラの被害にあったことはない」と述べ、「男性たちからきれいだとか、小さくてステキなお尻だと言われるのは気分が良かった。そういった褒め言葉はうれしかった」と告白。#MeToo運動は「大事なテーマについて話し合う機会を奪っている」と述べた。
映画界だけでなく、さまざまな業界に波及している#MeToo運動について、先日、同じくフランスを代表する大女優カトリーヌ・ドヌーブら同国の女性100人が、過剰な抗議運動を批判する書簡を連名で公開。ドヌーブは、女性へのセクハラは許されない行為だと強調した上で、男性が女性を口説く権利はあり、#MeTooはまるで魔女狩りだと語っていたが、その後、この公開書簡が性的暴行・セクハラ被害者を傷つけたとして、謝罪を表明した。
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