ジェームズ・フランコ、教え子ら5人からセクハラ告発!賞レースにも影響必至か
2018年1月15日 12:00

[映画.com ニュース] ゴールデングローブ賞でコメディ/ミュージカル映画部門・主演男優賞を受賞したばかりの米人気俳優ジェームズ・フランコに対し、5人の女性が過去にセクハラ行為を受けたとして名乗り出た。
ショウビズ界におけるセクハラ撲滅に向けた連帯を訴える「タイムズ・アップ(Time’s Up)」のピンバッチを身につけ、ゴールデングローブ賞授賞式に出席したフランコ。だが、その直後からTwitterでは、フランコの偽善者ぶりに怒りをあらわにする女性たちのコメントにより大炎上した。
本人自ら事態を収束すべく、全米各局の人気トーク番組に積極的に出演し、Twitterに掲げられた告発の数々が事実無根であると主張するなか、米ロサンゼルス・タイムズ紙は1月11日(現地時間)、フランコからセクハラ被害を受けたと訴える女性5人の証言に基づく暴露記事を掲載。同記事によれば、5人のうち4人は、昨秋廃校になったフランコの映画学校「スタジオ4」をはじめとする演技学校の元教え子だという。
そのうちの1人で女優のサラ・ティザー=カプランは、フランコ監督・主演による2015年の未公開映画「The Long Home(原題)」に出演した際、“オマケ”という口実のもと、フランコが全裸の女優たちにオーラルセックスをする乱行パーティーのシーンを撮らされたうえに、股間を隠すための前貼りを外されたと証言。さらに、トップレスの女性たちがフランコを囲んで踊り回るという、台本にはないシーンを要求され、それを拒んだ女優の1人がその場でクビになったと明かした。
一方で、16年にフランコと交際していた女優バイオレット・パレイは、車の中でオーラルセックスを強要されたと告白。このほか、フランコが教鞭をとっていたノースハリウッドの演劇学校「プレイハウス・ウェスト」の元生徒3人が、フランコによる不適切な言動を証言している。
フランコは弁護士を通して、同紙が報じた女性らの証言を全面否定しているものの、発表を間近に控えた全米俳優組合(SAG)賞をはじめとする今後のアワードに、このスキャンダルが与える影響は大きそうだ。
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