広瀬すず、20歳を前に「10代だから感じられるもの大切にしたい」
2018年1月11日 14:00

[映画.com ニュース]女優の広瀬すずが1月11日、都内で行われた日本赤十字社「はたちの献血」キャンペーン発表会に出席。同キャンペーンキャラクターと、献血推進プロジェクト「Love in Action」アンバサダーを務め、献血の大切さと20歳を迎える心境を語った。
同キャンペーンは、献血者が減少する冬期の輸血用血液の確保と、成人を迎える「はたち」の若者を中心に献血への理解と協力を求めることを目的に、毎年1~2月に実施されているもの。今回のキャンペーンを通じて初めて献血に行ったという広瀬は、「採血に必要な数値で足りないものがあって、その場ではできなかった」と無念の表情。それでも、「必ずまた行きたい」と意欲を見せる。
1月から放送中のCMは、広瀬が「一緒に行こう!」と大切な人と一緒に献血することを勧める内容。同世代の若者たちに「(献血は)そこまで遠くない存在だよと感じてもらえたら」という思いから、「ポップな明るい気持ち」で撮影したという。「こういったものって、私たち若い世代に伝わっていかなきゃいけないもの。責任をもって同世代の皆さんに伝えられたらと思います」とキャンペーンキャラクターとしての意気込みを語った。
また、6月19日に20歳を迎えるにあたり、「学生の役も多かったので、10代の少女だからこそ感じられるものを、今すごく大切にしたいなと逆に思っています」とニッコリ。発表会後の囲み取材では、2015年に「海街diary」で姉妹を演じた綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆を引き合いに出し、「出会った頃は中学生だった。共通の話題が多いわけじゃなかったので、(これから)お姉ちゃんたちともっと色んな話ができるんだなと思います」と現在も続く“姉妹関係”を明かした。
司会者として登場した小林麻耶は、17年に乳がんで死去した実妹の故小林麻央さんについて「妹も輸血によって幾度も命を繋いでいただきました」と謝辞を述べ、「輸血を受けた家族のひとりとして、感謝の気持ちを込めて、献血の大切さを伝えていくことをしっかりとやっていきたいと、微力ながら思っています」と話した。
この日は、「Love in Action」プロジェクトリーダーのラジオDJ・山本シュウ、加藤勝信厚生労働大臣、日本赤十字社の高橋孝喜氏、早坂勤氏も出席した。
「はたちの献血」キャンペーンは、2月28日まで全国で展開。
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