吉岡里帆の初主演連ドラに漫画家・甘詰留太が参加！ちょいエロ漫画の作画＆監修担当

天堂きりん氏による人気コミックを原作に、自分に自信が持てない挙動不審な主人公・今日子（吉岡）が、漫画編集者・吉崎（桐谷健太）、冷酷な“裏の顔”を持つ大学時代の先輩・星名（向井理）の間で揺れる三角関係を描く。恋模様のみならず、下着メーカーに勤務している今日子が、仕事に奮闘する姿も見どころとなる。

甘詰氏が作画・漫画監修を務める「俺に届け 響け！」は、吉崎が担当する漫画家スズキ（ムロツヨシ）が手がける“ちょいエロ青年漫画”。吉崎とスズキが漫画の取材のために今日子の会社を訪れたことから、物語が大きく動き出すなど、ドラマ本編に影響を与える重要な役割を担っている。

大役を任された甘詰氏は、「ボクのマンガも映画やビデオにしてもらったことあるのですが、作品の“中”に自分の絵があるのは初めてで、恥ずかしいです」と吐露。甘詰氏の作品といえば女性キャラクターの表情やボディラインが特徴的だが、「俺に届け 響け！」においては「プロポーションに関して妥協なき打ち合わせを重ねまして。女性視聴者が多いと思ったので“男のファンタジー”を剥き出しに描いていいものか迷ったのですが……」と話している。

一方、吉崎役の桐谷は「甘詰先生の画が実際に目の前にあってそれを見ながらお芝居できるのは、演技の大きな助けになっていますね。本当に感謝しています」と告白。スズキに扮するムロは、「偶然なんですが、少し前に先生のドキドキするちょっとエロい感じのマンガ『ナナとカオル』を読んでたんです。すごくエロいわけじゃなくて、ちょいエロなのがいいですよね。だから非常に嬉しく思ってますし、ありがたいです」と喜びを述べ、「その興奮のままに演じたいと思っています」と意気込んでいる。

甘詰氏は、そんなキャスト2人の印象を「先日収録現場にお邪魔したのですが、ムロさんがボクのマンガを知っていてくれて、がっちり握手させてもらいました。桐谷さんは、男が惚れる男前ですね……二人の掛け合いがテイクを重ねるたびに確実にカチッと噛み合っていく様は『プロだ！』と思わされました」と興奮気味に明かしている。TBS系火曜ドラマ「きみが心に棲みついた」は1月16日から毎週火曜午後10時放送。