「マジンガーZ」の劇中基地を見積もった男が劇場版を“試算”!
2017年12月27日 19:00

[映画.com ニュース] アニメーション映画「劇場版 マジンガーZ INFINITY」の親子試写会が12月26日、都内で開催。上映前に、アニメやゲームの特徴的な建造物をリアルに建設した場合のコストや工期を公開することで話題の前田建設ファンタジー営業部から岩坂照之氏が来場。アメコミライターの杉山すぴ豊氏と共に、親子で楽しめるマジンガーZの魅力について熱く語りあった。
前田建設ファンタジー営業部では以前、「マジンガーZ」に登場する光子力研究所の地下格納庫の施工費について72億円と試算しているが、岩坂氏自身も「マジンガーZ」の大ファン。自身が建設会社の仕事を選んだことに「少なからず(マジンガーZに)影響は受けていると思います」と明かす。
今回の映画では、テレビシリーズの純粋な続編として、かつての戦いから10年後の世界を描くが、杉山氏は「昔のシリーズを見ていた方が盛り上がるのはもちろん、初めて見ても十分に楽しめる」と語り、岩坂氏も「昔と違って絵がすごくきれいで、オールドファンとしてもうれしいし、機械の魅力を今回も強く感じられました」と太鼓判を押す。
岩坂氏は本作の見どころとして、まず敵として登場する「機械獣」の存在に触れ、「バラエティに富んでいてすごく面白いし、それぞれにモチーフがあるので、元になったものを想像しながら見てほしい」と語る。また、建設現場の描写が多いことにも大いに心ひかれたようで「工事現場が出てくると、どんな契約を交わしてるのか? など気になる」とも。
杉山は、おなじみの登場人物たちが10年分、成長していると指摘。「いい意味で昔ながらのアニメらしく、勧善懲悪で悪いやつらに力を合わせて立ち向かう話になってますが、テレビアニメのころはただの熱血漢だった兜甲児たちが、ちょっと分別がつくようになってる(笑)。彼らは何のために戦うのか? 次の世代のためなんです」と熱く語る。
岩坂氏は、人間だけでなくメカの進化にも言及。「いまのアニメって理屈なくどんどん強くなる部分があるけど、マジンガーZは機械なので、困難があると自分を改善して強くなっていく。ロケットパンチが通用しないとアイアンカッターになるし、大車輪ロケットパンチも出てくる」と語り、さらに会場にいる子どもたちに向かって「大人になって働くのって楽しい! そうしたメッセージが映画の中に出てきます。なんのために働くのか? お金を儲けるためだけじゃない。働くこと、戦うことの意味を教えてくれます」とこちらも熱く呼びかけていた。
「劇場版 マジンガーZ INFINITY」は、2018年1月13日から全国公開。
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