峯田和伸、声優初挑戦に不安も麻生久美子に全幅の信頼「初めてはいつも麻生さんと一緒」
2017年12月17日 09:00

[映画.com ニュース] 第89回アカデミー賞で長編アニメーション部門にノミネートされたストップモーションアニメ「ぼくの名前はズッキーニ」で日本語吹き替え声優を務めた峯田和伸、麻生久美子、リリー・フランキーが、このほど都内のスタジオでアフレコに臨んだ。
映画は、母親を亡くした9歳の少年ズッキーニが、新たに暮らすことになった孤児院で、自分の居場所を見つけていく物語。日本語吹き替え版は、峯田が主人公ズッキーニ、麻生がズッキーニの友だち・カミーユ、リリーが警察官レイモンの声を担当している。
ズッキーニ役の峯田は声優初挑戦。麻生とは3度目の共演となるため「僕の初めてはいつも麻生さんと一緒なんです! 初めての映画もドラマも、麻生さんと共演でした。そして今回は、声優初出演で、またもや麻生さんと一緒!」と信頼を寄せ、「おふたりに比べたら、初めてなので多少緊張します」と明かした。
一方、「アフレコの意気込み」を問われた麻生は「子ども役は初めてなので、いろいろな不安があるんですけど、見に来てくださった方が、私の顔を思い浮かべずに見てくれるように頑張りたいと思っています」と意欲満々。さらにリリーが「アフレコは何回もやると正解がわからなくなっちゃうので、とにかく早く終わらせた方が良くなると思ってて」とマイペースに話すと、峯田も「確かに! バンドと一緒ですね! あまりリハを何度もすると、最初の“バーン”というのが減ってしまうんですよね」と同調した。
また麻生は、本作の印象を「想像以上に、胸にずしっとくるものがありました」と語り、「子供たちひとりひとりの背景などを想像すると、切なくて、悲しくて胸が痛くて、いろいろなことを考えさせられる映画でした。けれど、見終わった後に、特に暗い気持ちになるということはなくて、前向きな終わり方なので、たくさんの方に見て頂けると思います」と熱弁をふるう。峯田も「すごく、ぐっときました。とにかく、いろんな人に見て欲しいです!」と大興奮。リリーは、「こういう題材をクレイアニメーションにするというのは、日本人のクリエイターにはない発想で面白いですね」と、本作を手がけたクロード・バラス監督の手腕を称えた。
なお本作は、アカデミー賞ノミネートのほか、世界最大のアニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭では最優秀賞と観客賞、フランスのアカデミー賞といわれるセザール賞では最優秀長編アニメーション賞と最優秀脚色賞を受賞している。「ぼくの名前はズッキーニ」は、2018年2月10日から新宿ピカデリー、YEBISU GARDEN CINEMAほかで全国で公開。
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