米ディズニー、21世紀フォックス買収交渉報じられる
2017年11月8日 11:05

[映画.com ニュース] 米メディア王手ウォルト・ディズニー社が、競合企業21世紀フォックスの大半の事業を買収する交渉を行っていたと、米経済チャンネルCNBCが11月6日(現地時間)に報じた。
買収が検討されたのは、映画のやテレビ制作を手がける20世紀フォックス、FXやナショナルジオグラフィックといったケーブル放送事業、海外の放送事業など。フォックス側に全米4大放送局のひとつであるFOX放送の売却の意思はないという。CNBCによれば、両社はここ数週間にわたり交渉を行っていたようだが、報道時点では合意に至っていないとのこと。しかし、協議再開の可能性はあるようだ。
メディア王ルパート・マードック氏率いる21世紀フォックスの狙いは、FOXニュースやFOXスポーツなど強みのある放送事業に特化し、競争力を高めることにあるとみられる。一方のディズニーは、2019年に自社の動画配信ストリーミングサービスのローンチを計画しており、コンテンツの充実を図ることが目的とみられている。
背景には、この数年でFacebook、Google、Amazon、Netflixなどのプラットフォームの台頭により、番組や動画コンテンツの視聴スタイルが大きく変化したことがある。メディアの勢力図が変化している中で、フォックスとディズニーは正反対の方向に舵を切ったといえる。両社とも声明等は発表していないが、株価にはすでに影響が表れているようだ。
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)