瑛太、恋する学生に“噛み噛み告白”を提案！　新垣結衣「意外とイケるかも」

“恋のミックス。大集合！”イベントと銘打たれた試写会には、男子校＆女子校に通う現役高校生110人が参加した。映画楽曲を初めて書き下ろした「SHISHAMO」が、主題歌「ほら、笑ってる」と挿入歌「サボテン」を演奏すると、場内は大盛り上がり。「人前で歌うのは初めて。ド緊張でした（笑）」とボーカルの宮崎が演奏を振り返ると、新垣と瑛太は「夏ごろにひと足先に楽曲をいただいて、夜中にはエンドレスリピートで聴いていたんです。『ほら、笑ってる』を聴くと泣きそうになっちゃう」（新垣）、「生の歌声、3人のグルーブ感、最高でした。心に入ってきました」（瑛太）と感想を述べていた。

この日は、高校生たちが抱える恋の悩みにアドバイスすることになった新垣＆瑛太。「女の子と上手くしゃべれない」という質問に対して、瑛太は「しゃべらなくてもいいんですよ」と珍回答。さらに解決策として「女子高の前で倒れておく。絶対に声をかけられるから」「しゃべれないんだったら“見る”。目が合った瞬間、視線を外す」「女の子が興味を持っていそうなことに対して、真正面に立ち『何してんの？』と聞いてみる」と提案した。一方、新垣は「シャイな男性は悪くないと思いますよ」と前置きしつつ「むしろ学校の前で倒れられている方が『なんだ、この人』ってスルーしちゃうかも（笑）」と瑛太の意見に異論を唱えていた。

また「初めて好きになった子に思いを伝えたい」と悩む男子学生には「普通に付き合ってくださいと言うのが一番いいと思いますけど、勇気がなかったら、全部噛んで言う」と“噛み噛み告白”を推奨した瑛太。新垣が膝を叩きながら大笑いする姿を横目に「こんなに緊張していたら、思いがすぐ伝わると思いますよ。もしも女の子があなたに興味がなかったとしても、絶対に興味を抱くと思います」と理由を説明していた。

やがて、男子学生は新垣を好きな子と仮定して公開告白に挑むことに。「初めて告白するんですよね？　私でいいんですか？　これはカウントしないようにしましょうね」と謙そんする新垣は、瑛太流の“噛み噛み告白”を受けると「すごくかわいらしいなって思ってしまいました。意外と噛むのイケるかもしれない（笑）」とまさかの太鼓判。そして告白の返事を求められると「それは本当に好きな人が答えを出しますからね。頑張って！」と本番に向けてエールを送っていた。

「ミックス。」は、ドラマ「リーガル・ハイ」シリーズなどで知られる人気脚本家・古沢良太と、「エイプリルフールズ」の石川淳一監督が再タッグを組んだロマンチックコメディ。恋と仕事に破れた元天才卓球少女のOL・富田多満子（新垣）と、夢と家族を失い挫折した元プロボクサー・萩原久（瑛太）、そして不器用で欠点だらけの登場人物たちが、卓球を通じて小さな奇跡を起こしていく。10月21日から全国公開。