巨匠の死の謎に迫る「ゴッホ 最期の手紙」イッセー尾形ナレーション予告完成
2017年10月6日 06:00
[映画.com ニュース] オランダ生まれの画家フィンセント・ファン・ゴッホの死の謎を描き、全編が動く油絵で構成された映画「ゴッホ 最期の手紙」の日本版スペシャル予告が完成した。主人公の父の声を担当したイッセー尾形が、ナレーションを務めている。
「ひまわり」「夜のカフェテラス」などで知られる印象派の巨匠ゴッホの謎に迫る本作は、俳優が演じた実写映像をもとに描かれた約6万5000枚の油絵でアニメーション化する独自の手法で制作された。主人公の青年アルマン・ルーランは、郵便配達人の父ジョゼフから、自殺した画家ゴッホが弟テオに宛てた手紙を託される。テオの消息を追うことになったアルマンは、自殺したとされるゴッホの死の真相に興味を抱いていく。
映像は、「私たちは本当のゴッホを知っているのだろうか」という尾形の語りからスタート。ゴッホが最愛の弟に宛てた手紙をきっかけに、様々な人物がゴッホについて証言する。「邪悪な人だった」「彼は撃たれた」という人がいたかと思えば、「どの作品も光り輝いていた。だがそれらの“星”は深い孤独に覆われていた」と述壊する者も現れ、ゴッホが抱えていた闇を思わせる。最後には「真実を言うわ。彼は天才だったのよ」と冷静に話す女性が映し出され、ゴッホの複雑な人生が垣間見える仕上がりとなっている。
「ゴッホ 最期の手紙」は、11月3日からTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国で公開。
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