ジョン・ウォーターズ監督、異色のアルバムをリリース
2017年10月3日 11:00

[映画.com ニュース] カルト映画「ピンク・フラミンゴ」の監督で、コメディアン、ジャーナリスト、自称“ゴミクズの法王”である鬼才ジョン・ウォーターズが、新アルバム「Make Trouble(原題)」をリリースした。
米Pitchforkによれば、ウォーターズは、2015年に米ロードアイランド・スクール・オブ・デザインで卒業生に向けてスピーチし、その内容をまとめた書籍「Make Trouble(原題)」を今年初めに刊行した。書籍と同名の新アルバムは、このスピーチを朗読したものや、ウォーターズのこれまでの人生における体験談が収録されている。アルバム全体を通じて歌や楽器の演奏は一切なく、ひたすらウォーターズの語りが続く構成だ。
「最初に言うべきは、私ほど卒業式のスピーチに適した人物はいない。私は高校を停学になり、(ニューヨーク)大学では学内初のマリファナ騒動を起こして退学処分になった」「最近ではマスコミに“反吐のプリンス”と呼ばれているし、また実に誇らしいことに“国民的変態”とも呼ばれている」「世のなかに出て、見事に失敗すればいい。とても着られないような醜い服を作ったり、新しいアイデアで私たちをゾッとさせてほしい。時代遅れの批評家たちを激怒させるんだ。テクノロジーを駆使して逸脱し、社会生活の中で緩慢にならないでほしい。私を狼狽させるんだ!」といった若者への激励のスピーチなど、全12トラックが含まれている。
新アルバム「Make Trouble」のデジタル版は、Apple MusicやSpotifyなどで配信中。また、7インチのレコード盤はジャック・ホワイトのインディーズレーベル、サードマン・レコーズで10月6日から発売される。
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