あふれ出す詩情と哲学 知られざる奇才の代表作「ニコトコ島」「石と歌とペタ」公開
2017年9月23日 08:00

[映画.com ニュース]]2007年のデビュー作「タネ」からコンビを組み、以降旺盛に共同監督作品を発表し続けてきた大力拓哉と三浦崇志による、「ニコトコ島」と「石と歌とペタ」の劇場公開が10月14日に決定、予告編とメインビジュアルがお披露目された。
予告編では、他愛もないやりとりのようでありながら詩的で哲学的なセリフとともに、2作品の伸びやかな映像世界が切り取られている。また、ビジュアルは、80年代から「ガロ」「ユリイカ」など数多くの雑誌デザインの仕事を手掛けた羽良多平吉氏が担当した。
イメージフォーラムフィルムフェスティバル2009大賞受賞作で、第62回ロカルノ映画祭コンペティション部門招待作品の「ニコトコ島」(08)は、細緻で大胆な構図によるモノクロ作品で、大阪弁の不可思議なモノローグが続く中、3人の男がフェリーに乗って謎の島を旅する物語。第7回ローマ映画祭で招待上映された「石と歌とペタ」(12)は、軽快な音楽とビビッドな色彩が溢れ、「石」と「歌」、そして全く正体不明の「ペタ」と名乗る者たちが“どこかへ向かう”ロードムービー。両作品共に大力、三浦監督らが出演している。
海外の高い評価にもかかわらず、映画祭以外ほとんど上映される機会がなかった両作を、劇場で楽しめる貴重な機会だ。「ニコトコ島」「石と歌とペタ」は、10月14日からシアターイメージフォーラムほか全国順次公開。
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